ペットとの共生

公開日2022/01/20
更新日2022/01/18


新型コロナウィルスにより生活が一変してから、3年目を迎えようとしています。
この間にライフワークは様変わりし遠出がしづらくなったことから、自宅や近場での過ごし方を考えさせられることが増えました。また、自宅にいる時間が増えたことで、ペットを飼育しはじめた人も多い印象です。
 

■コロナ後の新規犬猫飼育頭数

一般社団法人ペットフード協会では、毎年「犬猫飼育実態調査」を実施しています。
上記を参考に新規に飼い始めた頭数を見てみると、2019年までは800万頭未満で概ね推移していた新規飼育頭数ですが2020年では876万頭、2021年では886万頭に増加していました。人と接する時間が制限され自宅で過ごす時間が増えたことや、家族との距離が近くなりすぎて疲れた人が、ペットに癒しを求めていることが要因かもしれません。
 

■そのマンションはペット飼育可?

ペット飼育を考える上で、まず念頭に浮かぶのは自分の住まいがペット飼育可であるかどうかです。
マンションによっては敷地内の至る所に「ペット飼育ダメ」の看板を設置し、あからさまに意思表示しているところもありますが、中にはさほど表記していないマンションも存在します。このようなマンションでは、ひっそり飼っている住人がいたりするものです。
私の住んでいるマンションでもたまに犬を抱いて中に入っていく人を見かけますが、近隣トラブルに発展してしまうリスクを考えると、住民が直接注意することは難しいのが現状です。しかし、マンションには管理規約があり、ペット飼育禁止の記載があった場合にはそれを根拠に退去を含めて注意されることになるでしょう。
さらに賃貸の場合は、賃貸借契約書に基づいて違約金が発生し、原状回復費用が高額になるなど負担が大きくなります。そのため、ペットを飼育する前には管理規約を守り、ペット可であってもどのようなペットが何頭まで飼育可能なのかをきちんと確認しておくことが大切です。隠れてペットと一緒に暮らしても、豊かな生活はできません。
 

■ペット共生型マンション

ペット相談可マンションの場合、あくまで「ペットを飼うこともできますよ」というスタンスですが、ペット共生型マンションはペットと暮らすことを前提に考えたマンションです。共有スペースにペットの足洗い場やドッグラン、グルーミングスペースなどがあり、専有スペースにはキャットタワーやペット専用ドアなどが用意されています。家賃は少々お高めですが、飼い主とペットが共に快適に暮らすためと思えば有意義な支出といえるのではないでしょうか。
 

■まとめ

2020年度の犬猫の殺処分数は約2.3万頭といわれており、年々減少しているとはいえ
いまだ多くの犬猫が悲しい運命を迎えています。少しでも早くこのような悲しい現実がなくなるとともに、人とペットが幸せな生活を送れる住環境がより発展していくことを願うばかりです。

このコラムを書いている人

相馬將志

相馬將志

千葉県出身、お風呂での鼻歌がいつの間にか熱唱にギアチェンします。 保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、FP2級、簿記2級

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