マンションは管理を買え!といわれていましたね

公開日2023/11/17
更新日2023/12/07

賃貸マンションの管理

 
足かけ6年にわたり無敗を続けてきた資格試験の連勝が7で止まりました。

立ちふさがった強敵はマンション維持修繕技術者というマニアックな資格です。
 
アーバンフォースの社内スローガンのひとつには「賃貸管理会社から資産管理会社へ」が掲げられており、資産管理を目指すならメンテナンス系のスキルって必要だよね、だったらこれなんかいいんじゃない、という軽いノリで目標設定したのが3年半前のこと。

とはいえ受験のハードルはかなり高くて、工事現場での実務経験がなく建築系の学校を出ていない人は先に管理業務主任者試験に合格していないと受けさせてすらもらえないという業界的には難関試験なんですね。
 
長年この業界にいるわりには外壁のスタッコ仕上げとリシン仕上げの違いなんて言葉では知っていても実物がどんなものか分かっちゃいない、という低レベルな受験生だと思い知ったときにはもう試験まで1ヵ月を切っていました。

自己採点では昨年の合否ラインだった70点はクリアしていたので果敢ない望みをかけていましたが、合格基準点が74点であえなく玉砕。

受験者のレベルは確実に高くなっている気がします。
 
こんなマニアックな資格がメジャー化しつつあるのは目標設定時点ではまだ未施行だった賃貸住宅管理業法の影響が大きいのでしょう。
 
賃貸管理業法
このコラムでもしばしば取り上げられる賃貸住宅管理業法は2021年の施行ですが、この法の中で初めて賃貸住宅の維持保全が管理業務として定義されたからです。

さまざまなアプリやITツールの普及浸透によって賃貸管理業務の差別化が難しくなってきたこともあいまって、賃貸管理業界のトレンドは徐々にではありますが建物管理に重心を移しつつあるようです。

そのような背景のもと、日本賃貸住宅管理協会(日管協)が認定する賃貸住宅メンテナンス主任者資格が創設されることになりました。

せめて設備不具合の問い合わせの一時対応くらいできるようになりましょう、という趣旨のようです。

賃貸住宅のオーナーも資格取得推奨対象に入っていることもあり、さっそく受験受付初日に申し込みをしてテキストの到着を楽しみに待っているところです。
 
次回のコラムでは胸を張って合格の報告ができるようにお勉強に励みたいと思います。

このコラムを書いている人

中村 彰男

中村 彰男

1961年 東京生まれ 学習院大学経済学部卒業後、37年間一貫して不動産業に従事。 うち、ローンコンサルティングなど業務畑経歴24年。 実家をアパートに改築し賃貸経営を行うかたわら、 自身も不動産投資にチャレンジした経験を持つ。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/ビル経営管理士/宅建マイスター/管理業務主任者/賃貸住宅メンテナンス主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/不動産コンサルティングマスター/土地活用プランナー

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