東京以外に注目される投資エリア

不動産投資で注目エリアと言えばなんといっても東京が王道でしょう。
 
オリンピックや再開発など話題は尽きることがありません。
 
しかしその分、利回りの低下や物件価格の高騰などで、投資メリットも薄れてしまいます。
 
投資メリットも有りつつ話題性もあるエリアがあれば素敵だと思いませんか？
 
ここでは、私の生まれでもある穴場の千葉のおすすめエリアをご紹介したいと思います。

マンション投資の鍵は人口の多さ

千葉県にある有名な施設は多々ありますが、その中でも海外との玄関口でもある『成田空港』
 
政府は様々なインバウンド対策を行っており、政府が中心となり目指している「観光立国」と言う点を見ても成田空港への注目性は高くなってくると思われます。
 
注目が高まり、更に外国人観光客が増加すれば、必然的に交通インフラや商業、宿泊施設は今よりさらに充実する可能性が予測されます。
 
ワンルームマンション投資で成功させる為には、人口の増減が大きくウェイトを占めているので、投資エリアとしては適していると考える方も少なくありません。

人口の増加を期待するならベイエリア

賃貸の需要が見込める周辺施設と言えば、オフィス・公共施設・大学が先ず頭に浮かびます。
 
もちろんそれ以外にもあると思いますが、この3つが充実するエリアを考えると、幕張（千葉市）や浦安（浦安市）です。
 
しつこいようですが、もちろん幕張や浦安以外にもあると思います。
 
こういったベイエリアはいわゆる新都心エリアになり、大手のオフィスや大学、公共施設があるため、人口の流入も激しいエリアになります。
 
幕張（439人増加）と浦安市（803人増加）は、毎月人口も増え続けるエリアなので、賃貸需要は十分にあると考えられます。
 
それに伴い雇用の需要も高まり、更に人口の増加が予測されます。

千葉県（メリット）

東京都心に近いので、都心への通勤時間の短さという利便性が不動産投資のメリットです。
 
先ほどあげたベイエリアでは人気の観光スポットで、地方から越してくる人や、ファミリーで住む場所でもあります。
 
若い世代に人気のエリアと言う一面だけではなく、ファミリー層に重要な公園なども多いので、子育ての面でも向いていると言えます。
 
そして、私も少し驚いてますが、新たに注目されてるエリアとしては、北西部に位置する「印西市」で、『全国の住みよさランキング』7年連続で1位を防衛しており、その中では周辺の環境も良く、都心へのアクセスも良いと評判らしく、注目されてるとのことです。
 
私個人としては、都心へのアクセスや賃貸需要に対して、まだ購入がしやすい価格帯の印象がある船橋の物件を注目しております。
 
千葉県の人口ランキングは、船橋が首位（638,316人）を独走（千葉市は区で分ける）、千葉県の住みたいまちランキングも船橋市が首位なので、人口の面ではもちろん、都心へも一本で行けるので賃貸需要の低下は考えにくいかも知れません。
 
実際に4月の人口増減数1,580人で、千葉市全体の人口増減数1,470人を上回っているので、個人的には船橋が注目エリアです。

千葉県（デメリット）

メリットもあればデメリットもあります。それは『環境要因』
 
今回の話の中心でもあるベイエリアですが、その多くは埋め立て地になります。
 
埋め立て地は地盤が弱く、今から平成23年に起こった東日本大震災でベイエリアは液状化が起こっており、その点のリスクはデメリットになります。
 
ただ、マンションの建築は地中の固い地盤に到達するように、何十メートルと言う長さの杭を何十本も打ち込みます。液状化が起こっても、給排水管やライフラインの被害は考えられますが、マンションが傾くことは考えにくいと思います。
 
不動産投資で、リスクを避けることが難しいリスクの１つが環境要因なので、物件調査や周辺情報などはチェックしておくことが必要になります。

都心に負けない魅力

ワンルームマンションの投資をするとき、最後にはキャピタルゲインを得る為に売却も考える方もいらっしゃいます。
 
5年若しくは10年、それより先まで賃料を得ながら、最後は売却するイメージを持たれる方は多いです。
 
東京の物件であれば、需要もあるので賃貸でも売却でも有利に働きます。
 
しかし、都心エリアの物件はまだ高額市場が続いています。
 
東京都心よりも利回りが高く、価格を抑えられて、『都心への利便性』『人口の流入』『賃貸需要』も期待できるベイエリアが、投資メリットも有りつつ話題性もあるエリアだと思います。