最上階に住んで後悔した件~不動産投資コラム~
こんにちは。FGHの山丸です。
今回のコラムでは、私が最上階に5年間住んでみて思った事、実際に後悔したことについてお話をさせていただきます。
1999年築の賃貸マンション。
当時の経過築年数は11年で、RC造(鉄筋コンクリート造)の6階建ての6階部分で最上階の角部屋(南向き)で言うことなしと思い住み始めたのですが・・
物件概要
築年数:1999年
間取り:44㎡(1LDK)
エリア:東京都渋谷区
構造 :RC造6階建
総戸数:17戸
駅距離:最寄りから徒歩7分
夏場はとにかく暑いッ!
まず一つ目の後悔が夏場の暑さでした。
住み始め(5月頃)は気にならなかったのですが、7月~9月の時期がとにかく暑い!
良いと思っていた南向きが仇となって午前中から夕方までエアコン全開でもまだまだ暑いんです!
最上階は屋根のコンクリート材にたまった熱が居室にそのまま下りて来るんですね・・
管理会社が物件のオーナーということもありエアコン取替の交渉をして、出力の高いエアコンに取り替えて貰いましたが、それでも暑くて日中はあまりステイホームできませんでした。
ステイアウェイしてましたね日中は。あ、GLAYよりラルク派です。
一説によると、最上階と一つ下の階の室内温度では、最上階の方が平均2℃以上も高いそうです。
鉄筋コンクリートなのにッ!
住み始めて3年が経った頃に、別の異変に気付き始めます。
ベッドルームの天井クロスにしみを発見しました。
初めは何だろうと思いつつも、しみの範囲が狭かったこともあり見ぬふりをしていたのですが、雨が強く降るたびにクロスのしみが広がる事に気づき、雨漏りが原因だと発覚しました。
この時、築年数14年のことでした。
管理会社に連絡をしましたが、何かしてくれることはありませんでした。
雨が止むとクロスも乾きはじめるのでだましだまし住んでいましたが、ついに天井部分からの雨漏りが居住スペースにまで被害が及ぼし始めます。
あるとき大雨が降ったときにベッドを確認すると、濡れている事に気がつきました。
私もさすがに我慢が出来ず、管理会社にクレームと家賃減額、クリーニング費用の弁償をしてもらい、退去する事を決断しました。
立地はとても気に入って住みましたが、実際に住んでみないと分からないこともあると実感しました。
はじめは小さいことや我慢できることでも、退居の理由やトラブルになってしまうこともあります。
一般的には最上階は人気も高く賃料や分譲価格も高いケースが多いですが、暮らしやすいかどうかは人それぞれなのかもしれませんね。
株式会社FGHは全国のワンルームマンション売却に特化した収益不動産の仲介業者です。
過去10,000件以上の取引実績、最新の取引事例、今後の経済情勢も踏まえ、お客様の様々な状況にあったオンリーワンプラン型のコンサルティングをさせて頂きます。
このコラムを書いている人
山丸 慎太郎
1979年 千葉生まれ 2007年2月フォースグループ創業以来、投資用不動産仲介の第一線でキャリアを積む。 中古ワンルームマンションはもちろん、不動産全般に関する多岐にわたる 経験と知識でお客様からの信頼も厚い。 これまで400名以上のお客様の資産形成のお手伝いしている。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/住宅ローンアドバイザー
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