自分で不動産価格を調べる方法とコツ

公開日2025/05/12
更新日2025/05/13

自分で不動産価格を調べる方法とコツ投資用のワンルームマンションなどをはじめとした不動産を売却するとき、「いくらで売れるのか」が最も気になることではないでしょうか。
事前にだいたいの相場を知っておけば、売却の際の判断材料として活用することができます。
今回は自分で不動産価格を調べる方法とコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
 

不動産査定の一般的な方法2つ

不動産の売却相場はさまざまな方法で調べられますが、いちばん手っ取り早い方法は次の2つです。

一括査定サービスなどで複数の会社から査定価格を取り寄せる

1回の入力で複数の不動産会社に査定を依頼できるのでもっとも手間が少ない方法です。しかし、個人情報の入力が必要な場合が多いので躊躇する方も多いかもしれません。
 

インターネットの物件情報サイトで自分が売りたい不動産と似たような条件の物件がいくらで売りに出ているかを調べる

ある程度の相場がわかるので、自分が売りたい物件の価格の参考になるはずです。売出価格と成約価格には乖離がある場合がほとんどなので、「売出価格=相場」と捉えないようにしましょう。

その他の意外な査定方法

その他にもたくさんの方法がありますが、続けて簡単なものを3つ紹介していきます。
 

固定資産税の納税通知書を確認する

ご自身が所有する不動産であれば、その不動産のある市区町村から毎年6月ごろに固定資産税の納税通知書が届きます。家屋の「価格」もしくは「評価額」の欄を確認しましょう。固定資産税の納税通知書がない場合は、市町村に申請して固定資産評価証明書を取り寄せることもできます。
 

国土交通省指定の不動産流通機構が運営する『レインズマーケットインフォメーション』で調べる

不動産会社しか閲覧できない「レインズ」とは異なり、一般の人でも無料で利用できます。最寄り駅や物件の広さ、築年数などの条件を指定して物件を検索すると、条件に合致した売買事例を確認することができます。
>>レインズマーケットインフォメーション
 

国土交通省が運用する『土地総合情報システム』で調べる

土地総合情報システムで閲覧できる情報は、国土交通省が土地や不動産を購入した人を対象に実施したアンケートをもとにその結果をまとめたものです。不動産の取引価格、地価公示、都道府県地価調査の価格を調べることができます。
>>不動産情報ライブラリ

まとめ

さまざまな方法を紹介しましたが、相場を知るためには複数の情報源を比較し活用するのがおすすめです。
あらかじめ不動産の価格を事前に調べて相場感を把握しておけば、相場よりも安い価格で不動産を売却してしまうリスクが防げるはずです。
自身の不動産の価値を知ったうえで、売却を検討するのであれば専門の不動産会社へ気軽に相談してみましょう。

株式会社FGHは全国のワンルームマンション売却に特化した収益不動産の仲介業者です。

過去10,000件以上の取引実績、最新の取引事例、今後の経済情勢も踏まえ、お客様の様々な状況にあったオンリーワンプラン型のコンサルティングをさせて頂きます。

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高橋 咲百合
コラム監修 高橋 咲百合
資格

宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター

プロフィール

マーケティング部

新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。

このコラムを書いている人

sakamoto

sakamoto

1985年 愛媛県今治市生まれ 保有資格:不動産コンサルティングマスター/宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/管理業務主任者/マンション管理士/賃貸住宅メンテナンス主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/簿記2級

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