【第13回】メルカリ
2019.11.30
代表取締役会長 渡邊 勢月矢
【第13回】メルカリ
今すぐできる簡単な副業と考えたときに思い浮かぶのは、不用品をお金に換えることです。
私自身は行ったことはありませんが、私の妻が「メルカリ」で不用品を販売していました。
「メルカリ」とはスマホで手軽に使えるフリマアプリです。
フリマとはフリーマーケットの略で、フリマアプリでは「売れないものはない」と言われるくらい様々なものが売られています(現金、医薬品など出品禁止の品物もあり)。
本来であれば、フリマは公園などで開催され、家庭にある不用品が個人間で格安に売買されます。
これがアプリになって、家にいながらできるようになりました。
購入希望者はクレジットカード・キャリア決済・コンビニ・銀行ATMで支払いでき、品物が届いてから出品者に入金されるシステムを備えています。
発送もヤマト運輸の「らくらくメルカリ便」、日本郵便の「ゆうゆうメルカリ便」など匿名発送サービスがあるため、女性を中心に人気を集めているようです。
正直、私自身がやってみようとは思わないものの、そうやって不用品を売買できるのであればよい仕組みだと思います。
これで大きく稼ぐことはできませんが、ちょっとしたお小遣い稼ぎができます。
注意事項は販売側が送料を負担するケースが多いこと。梱包や発想に手間がかかることです。
発送方法の選択肢も多くわかりにくいところがあります。
同じように個人が売買をできる仕組みに「ヤフオク!」などもあります。
奥さんの手先が器用であれば、ハンドメイド専門の売買サイト「minne(ミンネ)」や「Creema(クリーマ)」をつかって副業をすることができます。
今回紹介した副業は実務が伴います。
もちろん、不動産投資にも実務は伴いますし、コンビニでバイトするのも、メルカリのために梱包作業するのも実務です。
不動産投資は不動産という現物があり、そこに入居者がいて家賃収入を得るというビジネスです。
購入するにも運営するにも様々な業者が関わります。
ただし実務はすべてアウトソーシング可能ですから、同じ実務であれば、不動産の方が少ない手間で、圧倒的に効率良く収入が得られるのです。
このコラムを書いている人
渡邊 勢月矢
株式会社FGH代表取締役会長 CPM ® (米国不動産経営管理士)徳島県生まれ、広島県育ち。 大学卒業後、中小企業の営業支援を行う会社に就職。「個人投資家の目線に立った不動産売買仲介事業をしたい」との想いを抱き2007年2月、株式会社アーバンフォースを設立。その後、賃貸・売買部門を独立させ、株式会社FGHを設立・ホールディングス化。年間1000件以上の仲介案件を手掛け、通算10000件以上の適正な流動化を実現し、不動産所有者、購入希望者双方のニーズを満たすサービスを提供し続けている。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
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