賢く使おうスマホ決済

公開日2022/08/26
更新日2022/12/24

スマートフォン
スマホ決済とは、スマートフォンを使用して商品やサービスの支払ができる電子決済のことをいいます。
 
キャッシュレスを経済産業省が推し進めている影響もあり、ここ数年で急速に広まっている印象です。
 
現金を持ち歩かなくて済むため、私自身もよく利用しています。

スマホ決済の種類について

スマホ決済は、大きく分けて2種類あります。
 
●非接触IC決済
スマホに搭載された無線通信系の技術を利用した決済方法です。
支払時にスマホを専用の端末にかざすだけで、決済が完了します。
 
●QRコード決済
QRコードやバーコードを表示させて店側に読み取ってもらう、もしくは店側から表示されたQRコードやバーコードをスマホで読み取って決済を行う方法です。

支払方法について

支払方法は、以下の3種類に分けられます。
 
●前払い(プリペイド・チャージ)
事前にお金をチャージしておき、支払時に引落になります。
あらかじめチャージした金額のみ利用可能ですが、オートチャージ機能が使用できるサービスもあります。
 
●即時払い(リアルタイムペイメント)
デビットカードのように、支払時に即引落になります。
 
●後払い(ポストペイ)
スマホ決済で利用した金額が、毎月まとめて決められた日に支払になります。
クレジットカードや銀行など、自分が設定したサービスを通じて支払を行います。

スマホ決済のメリット・デメリット

メリット

●現金不要
現金の持ち合わせがなくても、スマホさえあれば商品の購入やサービスの利用ができます。
財布から現金を取り出す手間もなくなるので支払が便利になり、時短にもなります。
 
●履歴管理が簡単
レシートを保管しなくても、支払の履歴がスマホ内で確認できます。
 
●すぐに使える
クレジットカードだと発行する手間や時間がかかりますが、スマホ決済ではアプリをダウンロードして設定をすればすぐに利用可能となります。クレジットカードと違い、審査も不要です。
 
●ポイント還元やキャンペーンが利用できる
スマホ決済サービスを提供している会社は、ポイントの還元やキャンペーンを多く実施しています。貯まったポイントを支払に利用できたり、一定金額以上の買い物をするとポイント還元が受けられたりするのでお得です。
 

デメリット

●スマートフォンが必要
スマホ決済には、当然ながらスマートフォンが必要になります。スマホの充電が切れてしまった場合や通信環境が不安定な場所では利用できません。
 
●対応していない場所もある
スマホ決済などのキャッシュレス決済はどんどん広まりつつありますが、対応していない店舗などもあるので、そういった場所では利用できません。

まとめ

経済産業省では、キャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%まで上昇させることを目指しています。(ちなみに、2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%です。)
 
経済産業省のHPに、キャッシュレス決済についてのこども向けパンフレットなども公開されているので、スマホ決済の利用について家族で話し合うのも良いかもしれません。
 
スマホ決済などのキャッシュレス決済は便利な反面、気づかないうちにお金を使いすぎてしまうなどのリスクもあるため、利用の際は一度メリット・デメリットについて考えましょう。

このコラムを書いている人

sakamoto

sakamoto

1985年 愛媛県今治市生まれ 保有資格:不動産コンサルティングマスター/宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/管理業務主任者/マンション管理士/賃貸住宅メンテナンス主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/簿記2級

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