マンション売却はどこに頼む?高く売るための不動産会社選び
投稿日2019/03/12

マンションを売却する際、どの不動産会社に依頼すればより高値で、かつスムーズに売却できるのかは、多くの方が悩むポイントです。
本記事ではマンション売却に関わる流れや、不動産会社の特徴、売却方法ごとのメリットやリスクを整理しながら、依頼先を決定する際のチェックポイントを解説します。
この記事を通じて、自分のマンション売却を成功に導くための具体的な知識を身につけ、不動産会社選びで失敗しないためのヒントを得てください。
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マンション売却の基本的な流れと依頼先の概要
まずはマンション売却の全体的な流れを押さえたうえで、仲介業者・買取業者など依頼先について把握しましょう。
マンション売却の代表的なステップは、相場調査から始まります。自分の物件がどの程度の価格で売却可能かを把握し、不動産会社へ査定を依頼することが第一歩です。
査定結果を基に、売却価格や方針を固めたら、実際に買い手を探す売却活動へと移ります。最後は売買契約の締結と引き渡しを経て、マンション売却が完了となります。
これら一連の流れは、どこに依頼するかによって進め方や期間が異なることがあります。
仲介業者は高値売却が見込め、買取業者はスピードを重視したい方に適しています。
相場調査から契約締結までの一般的な手順
はじめに物件の相場を調べる段階では、インターネット上の売出し事例を参考にしたり、不動産会社に無料査定を依頼したりします。
複数社に査定を依頼することで価格の根拠を比較でき、売却方針を立てる際の判断材料が増えるでしょう。
準備が整ったら、不動産会社と媒介契約を結び、広告や内覧対応に移行します。
買主が見つかった後は、売買契約の締結や決済、物件の引き渡しといった流れで手続きを完了させます。
仲介業者・買取業者の違い
仲介業者は市場で高値を目指しながら幅広く買主を探す方法で、売却期間が長めになる可能性はありますが、価格を重視したい人に向いています。
買取業者は不動産会社が直接買い取るので、売り急ぎや時間的制約がある場合に有効です。
大手不動産会社と中小不動産会社の特徴
不動産会社には大手と中小が存在し、それぞれに強みやデメリットがあります。どの規模の不動産会社に依頼するかを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
大手不動産会社のメリット・デメリット
✅メリット:知名度があり信頼が高い
✅メリット:書類のチェックなど管理体制がしっかりしている
✅メリット:広告宣伝費が豊富で広く買主を募ることができる
⚠️デメリット:多くの物件を扱っているため1件あたりの営業熱量が低くなりがち
⚠️デメリット:特殊な案件は不得意な場合がある
⚠️デメリット:低単価の物件は熱心に営業してくれない可能性がある
大手不動産会社は、全国展開の知名度と広告宣伝力やネットワークを生かして買主を広く募ることが得意です。
その結果として、高値売却のチャンスが増える可能性もあります。一方で担当者が多忙になりやすく、細やかなフォローができないケースもあるため、常に連絡を取り合って進捗を確認する必要があります。
中小不動産会社のメリット・デメリット
✅メリット:地元についてのここだけの情報に詳しい場合がある
✅メリット:少数精鋭で営業しているため熱心に売却活動してくれる
✅メリット:小回りがきく、融通がきく
⚠️デメリット:広告宣伝費をかけないため、広く買主を募ることが難しい
⚠️デメリット:書類のチェック体制などが甘め
⚠️デメリット:口コミ・評判が少なくよい業者の見極めが難しい
中小不動産会社は地域密着型が多く、地元の住宅事情や買主層について詳しいのが強みです。たとえば近隣の生活環境やマンションの特性を把握していることで、きめ細かな提案や売却ポイントの発信が期待できます。
ただし、広域にわたる物件PRや全国規模の認知度では大手に一歩劣る場合もあり、売却戦略とのバランスが必要です。
実需用・投資用・マンション・土地戸建て全て扱う業者の強みと注意点
幅広い物件を扱う総合不動産会社では、さまざまなタイプの買主にアプローチできるというメリットがあります。
マンションや戸建て、投資物件など、どの分野にも一定のノウハウがあるため、売却スケジュールや宣伝手法を柔軟に選択しやすいでしょう。
また、実需用を投資用として売却したり、投資用を実需用にして売却したりと、上手に料理してもらえればより高値売却を目指せるかもしれません。
ただし多角的な取り扱い故に、担当者ごとのスキルばらつきがあり、専門的な売却戦略が不十分になりがちな点には注意が必要です。
商材特化型の強みと注意点
✅メリット:得意分野はとことん得意
⚠️デメリット:苦手分野はとことん苦手
特定商材に特化した業者は、マンションであればマンション売却におけるノウハウや買主のニーズ把握に習熟しています。
結果として、売却活動の効率や成約スピードが上がることも期待できます。ただし戸建てや一棟物件には強みが発揮しにくいなど、対象外物件への対応力が限定される可能性があります。
マンションを仲介で売却する場合の基礎知識
高値売却を目指すなら、不動産会社による仲介が主な手段となります。仲介に伴う手数料やトラブルを未然に防ぐための知識を押さえましょう。
仲介で売却する流れ
マンション売却を仲介に依頼する場合、まずは無料査定から信頼できる不動産会社を選定し、媒介契約を締結します。
媒介締結前の段階で査定価格が適正かどうかを複数社に確認しておくと、囲い込みなどのトラブルを回避しやすくなります。
専任媒介契約を安易に結んでしまうと、もっとよい業者と出会うことができても売却をお願いすることができなくなるので注意してください。
売却活動では、元々不動産会社が抱える顧客に紹介したり、さまざまな広告媒体を使って買主を探します。
そして条件が合う買主が見つかったらいよいよ売買契約に進みます。
売買契約に際しては、引き渡し時期の目安を定めるとともに、買主のローン事前審査を済ませ、これらの決定事項について契約書および重要事項説明書に基づき、売主・買主の双方に詳しく説明します。
契約締結後、金融機関での手続きや司法書士による登記準備が整い次第、概ね1か月後以降に引き渡しを行い、取引完了となります。
仲介で売却するメリット・デメリット
仲介売却では、不動産会社が広告戦略を立案し、多くの買主を募ることで高値売却を狙える可能性が大きいです。
一方、売却完了までの期間が長引くこともあり、早急に現金化したい場合には不向きな面が出てくるでしょう。
メリットとデメリットを天秤にかけながら、自分の状況に合った売却方法を選ぶ必要があります。
仲介手数料とその計算方法
仲介手数料は法律で上限が定められており、売買価格に応じて段階的に計算されるのが一般的です。
たとえば、取引額が400万円を超える部分は3%+6万円が上限とされており、物件価格が高額になれば仲介手数料も増加します。
支払いは基本的に成功報酬型で、成約時に成功報酬として支払うケースが多いです。
囲い込みトラブルに注意する
囲い込みとは、不動産会社が自社でのみ買主を探し両手仲介を目指そうとするあまり、他社からの問い合わせを制限してしまう行為です。
他の業者が問い合わせた際に「すでに申込みが入っている」「売主の都合で内見できない」など虚偽の理由で紹介を断ったりする事例があります。
結果として売却機会が減り、売却価格が下がってしまうリスクがあります。
囲い込みを防ぐためにおすすめなのが、一般媒介を結ぶことです。どうしても専任媒介を結ばせようとする業者は少し注意したほうがよいかもしれません。
媒介契約の種類・選択のポイント
媒介契約には専属専任媒介・専任媒介・一般媒介の3種類があり、売却期間や売却活動の自由度が異なります。
専属専任や専任媒介では1社に契約するため活動方針が定まりやすい反面、囲い込みのリスクが高まります。
信頼のおける業者以外とは専属専任媒介・専任媒介は気軽に結ばず、何社か聞きまわってからのほうがよいでしょう。
媒介契約自体は無料で結べるものですが、結果として大切な資産を安値で手離してしまう原因にもなりかねません。
「一般媒介では広告の優先度が下がってしまう」などと専任媒介を無理に勧める業者もいるかもしれませんが、本当に自信がある業者であれば一般媒介でも売ってみせます。
マンションを買取で売却する場合の基礎知識
短期売却が必要な場合や、一般的な仲介で買い手がつきにくい物件には、不動産会社が直接買い取る方法も選択肢になります。
不動産会社による買取は、買主を探す手間がなくスピーディーに売却が進むことが最大のメリットです。転勤や相続などで早期の現金化を求める方には特に有効な手段といえます。ただし、一般的には市場価格よりも低めの買取金額になる傾向があるため、高値売却を最重視したい方には不向きかもしれません。
また、買取してくれる物件には不動産会社によって基準があります。築年数の古いマンションや、大規模なリフォームが前提となる物件は、買取を断られる場合もあるのです。こうした制約を理解したうえで、スピードを優先するか、価格を優先するかをよく考えてから依頼先を検討しましょう。
買取のメリット・デメリット
買取は一括で現金化できるため、売却活動や内覧対応にかかる時間や手間を大幅に削減できます。
一方、買主である不動産会社は買い取ったあと転売することで利益を上げています。
そのため、ある程度利益が出るくらい低い金額でないと買い取れないといった事情があります。
市場価格より低い価格提示を受けやすいのがデメリットです。
スピード重視の売却が向くケース
急な転勤や相続開始後の税金対策など、すぐに資金化したい事情がある場合に買取は向いています。
買主探しを待たずに成約できるため、不確定要素を減らすことが可能です。価格よりも確実性を重視したいときに検討するとよいでしょう。
対象外物件になりやすいケース
築年数が大幅に経過したマンションや構造部分に問題がある物件は、買取業者から敬遠されることがあります。
また、立地条件が悪く再販時に需要が期待できない場合も断られることが少なくありません。
貸し出し用の投資物件なども、空室リスクが著しく大きいと判断された場合には難しくなる可能性があります。
買取価格が下がりやすい理由
不動産会社が買い取った後に発生するリフォーム費用や売れ残りのリスクを考慮し、買取価格は低めに設定されることが多いです。
特に築古マンションや駅から遠い立地の場合は、再販が難しいと判断されてさらに提示額が下がる可能性があります。
買主のニーズを幅広く取り込む仲介との違いを理解し、自分の事情に合った売却手法を選びましょう。
マンション売却に強い不動産会社を選ぶためのチェックポイント
不動産会社選びで失敗しないためには、実績の確認や相場理解などいくつかの項目を見極めることが大切です。
マンション売却 どこに頼むかを真剣に考える上で、まずは不動産会社の過去の売却実績や担当者の力量をしっかり把握しましょう。
査定価格が妥当かどうかを見極めるには、複数の業者を比較検討し、価格に根拠があるかどうかを確認する必要があります。
特にマンションは立地や管理状況によって価格帯が大きく変わるため、地域相場に精通している会社ほど信頼できるでしょう。
また、担当者のコミュニケーション能力やフォロー体制も見逃せないポイントです。連絡の迅速さや、物件を魅力的に見せる提案力がある業者を選ぶことで、売却をスムーズに進めることができます。
売却実績と担当者の経験を確認する
マンションの過去取引に精通しているかどうかや、類似物件の売買経験が豊富な担当者であるかをチェックすると、具体的な戦略提案を期待できます。
実績件数はもちろんですが、どのような物件をどの程度の期間で成約させたかといった質も大切です。
担当者に疑問点を質問したときに的確な回答が返ってくるかどうかも重要な見極め材料です。
地域の相場や物件特性への理解度
地域の不動産情報や物件特性への理解が深い会社であれば、ターゲットとなる買主層への訴求ポイントを的確につかんでくれます。
たとえば駅からの距離や周辺の教育環境、学区の人気など、具体的な切り口でアピールすることで売却活動の効果が上がります。
リフォームにどの程度費用をかけるべきか、ターゲット層にはどのような物件がウケるのかなど経験豊富な営業マンを見つけることができれば二人三脚で売却を成功させることができるでしょ。。
また、収益物件の場合などは買主が投資家に限定されるため、コネクションがある業者が有利になります。
実需用の物件とは価格の算出方法なども異なるため、収益物件に特化した不動産業者のほうが話がスムーズで事後処理も手間取らずに済むでしょう。
投資ならではの複雑な税制面でもアドバイスがもらえることも多く、どのタイミングでどのように売却するのがベストか提案してもらうのがおすすめです。
相場理解が曖昧な業者に依頼すると、実際には売却が難しい価格を提示されて時間を浪費する可能性があるため注意しましょう。
査定価格に根拠があるかどうか
不動産会社によっては、契約を取りたい一心で過度に高額な査定を提示することがあります。しかし、高すぎる価格設定は売却が長期化する一因となりかねません。売り手としては、高い査定を歓迎しがちですが、実際に近隣の成約価格や物件状況を踏まえた根拠が示されているかどうかを必ず確認しましょう。
マンション売却成功のための注意点とトラブル事例
最後に、マンション売却を成功させるために気をつけたい点や、実際に起こりうるトラブル事例を確認しましょう。
マンション売却を成功させるうえで大切なのは、自分のニーズを明確にし、最適な売却手法を選ぶことです。
仲介で高値を狙うのか、スピード重視で買取を利用するのか、それともローン返済が厳しい場合は任意売却を考えるのかといった判断が求められます。
トラブルを避けるには、依頼する不動産会社との信頼関係を築きつつ、必要な情報をきちんと共有することも不可欠です。
また、相場からかけ離れた価格設定や囲い込みの疑いなど、少しでも不信感を持った際は複数の業者に相談し直すほうが安心といえます。なるべく多角的な情報をもとに冷静に判断していくことが、満足度の高いマンション売却につながるでしょう。
売却を急ぎすぎて損をしないために
早くマンションを売りたいからといって、1社の提案だけで即決してしまうと相場を大きく下回る金額で手放すリスクがあります。
忙しい場合でも複数の不動産会社に査定を依頼し、少なくとも2〜3件の比較検討を行うと良いでしょう。
常に自分の売却ゴールを忘れずに、スピードと価格のバランスを考慮しながら決定することが重要です。
マンション売却は複数の選択肢から最適な依頼先を見極めよう
仲介・買取といった売却方法には、それぞれにメリットとデメリットがあります。
自分の資金計画や売却期限、マンションの施設状況などに応じて、不動産会社をしっかりと見極めるのが成功の秘訣です。
事前準備と情報収集を怠らないことで、納得のいく条件でマンションを売却できる可能性が高まります。
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宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター
株式会社FGH マーケティング部
新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。
このコラムを書いている人

マンション経営ラボ 編集者
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