東京(臨海・湾岸エリア)の再開発情報を詳しく解説

更新日2026/03/09
投稿日2026/03/09

東京(臨海・湾岸エリア)の再開発情報を詳しく解説
東京湾に面した臨海・湾岸エリアは、お台場・豊洲・有明・晴海・勝どき・芝浦などを中心に、ここ数年で大規模な再開発が進んでいます。

今回は、東京(臨海・湾岸エリア)の再開発について、その背景と今後の動きを不動産投資目線も含め解説します。

湾岸エリア再開発の背景

湾岸エリアは、もともと工場・倉庫など物流施設が多かったエリアです。
一方で、都心に近く、比較的まとまった土地を活用できる点から、1980年代後半以降から東京都主導で計画的な再開発が行われてきました。

代表例が「東京臨海副都心」プロジェクトです。

企業・商業・観光機能に加え、住宅供給も同時に進めることで、「昼と夜の人口差が小さい街」を目指してきた点は、投資目線でも見逃せません。

最近特に動きが見られるのは、以下のエリアです。
 

~お台場エリア~

・お台場海浜公園、フジテレビ、デックス東京ビーチ、ダイバーシティなど、観光やレジャーを中心としたエリアですが、最近ではヴィーナスフォートや大江戸温泉物語が閉店し、街の風景も少しずつ変わりつつあります。
 

~豊洲エリア~

・豊洲市場、豊洲駅周辺の高層住宅・オフィス群
オフィス・商業施設・住宅がバランスよく集積し、働く人と住む人の両方が集まり、安定した賃貸ニーズが見込めるエリアです。
 

~有明・青海エリア~

・東京ビッグサイト、有明フロンティア、青海展示場、テレコムセンター周辺
国際展示場やアリーナなどの整備が進み、イベント需要・短期滞在需要が増えつつあります。
また、有明南から有明湾岸にかけてのエリアは、災害時における防災拠点として、重要な役割を担うエリアです。
 

~晴海・勝どきエリア~

・高層マンション群(勝どきザ・タワーなど)、晴海ふ頭
タワーマンション供給が続き、都心近接型の住宅地として定着。
共働き世帯を中心に、実際に購入を検討する層の動きが活発になっています。
 

~芝浦・田町エリア~

・オフィス街・大学キャンパス中心(慶応・芝浦工大など)
駅周辺の再開発により、企業誘致と住宅需要の両面で改めて注目されています。

再開発の象徴から転換期へと向かうお台場

なかでもお台場は1990年代以降、臨海副都心開発の花形として注目を集めてきました。
大型商業施設やテーマ型施設が次々と誕生し、休日に足を運ぶ特別な場所として親しまれていきました。

しかし、ここ数年は閉館や再開発のニュースが相次いでいます。
ヴィーナスフォートや大江戸温泉物語の営業終了は、その象徴ともいえる出来事です。

そこでお台場の再開発の歩みを振り返りながら、街がどう変わってきたのかをたどってみたいと思います。
 

【お台場 再開発の主な動き】

1999年 パレットタウン 開業(ヴィーナスフォート、MEGA WEB、観覧車など)
ヴィーナスフォート 開業
2003年 大江戸温泉物語 お台場 開業
2021年 大江戸温泉物語 お台場 閉館
MEGA WEB 閉業
2022年 Zepp Tokyo 閉業
MEGA WEB 閉業
ヴィーナスフォート 閉館
パレットタウン大観覧車/teamLab Borderless 閉館
パレットタウン 営業終了
2024年 イマーシブ・フォート東京 開業
2025年 TOYOTA ARENA TOKYO 開業
2026年 イマーシブ・フォート東京 閉業
世界最大級の噴水「ODAIBAファウンテン」完成予定

 
上記年表にもある通り、東京都は2026年、お台場に世界最大級となる噴水を整備する計画です。

高さ約150m、幅約250mの噴水は、光や音楽を組み合わせた演出も想定され、臨海副都心の新たなランドマークとして地域活性化への貢献を期待されています。
一方で、20億円を超える建設費を巡っては、賛否の声が上がっています。

再開発が賃貸需要に与える影響

投資目線で重要なのは、「価格が上がるか」だけでなく、安定した賃貸需要が見込めるかどうかです。

湾岸エリアでは、オフィス集積による就業人口の増加や、タワーマンションを中心とした住宅供給、商業・生活利便施設の整備といった要因が重なり、単身者からファミリー層まで幅広い賃貸ニーズが生まれています。

再開発が進むことで、エリアイメージの向上、交通の便や生活インフラが整うといった点が評価され、結果として不動産価格に反映されることも少なくありません。

まとめ

東京(臨海・湾岸エリア)は、再開発によって街の魅力が底上げされてきた一方で、供給量も多く、投資目線でいくと見極めが難しいエリアです。

臨海部の開発は、着手からすでに40年近くが経過しました。
今後の再開発の進み方次第では、居住面・資産面の両方で存在感がさらに高まる可能性もあり、しばらくは動向を追っておきたいエリアといえそうです。

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高橋 咲百合
コラム監修 高橋 咲百合
資格

宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター

プロフィール

マーケティング部

新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。

このコラムを書いている人

nakatani

nakatani

1985年 東京都生まれ 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士

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