【ワンルームマンションの売却】起こりやすい問題と解決方法!
ワンルームマンション売買は何百万、何千万円というお金が動くとても大きな金額の取引なので、あらかじめ売却の流れや費用を把握しておくことが大事です。
今回は、ワンルームマンション売却で失敗しないために起こりやすい問題について解説していきます。
起こりやすい問題
ワンルームマンション売却の際に起こる問題はさまざまなケースがありますが、今回はその中でも起こりやすい問題をピックアップして解説していきます。
ローンの残債が売却金額よりも大きい!
ワンルームマンションの購入にローンを利用している場合、売却時にはローンを返済しなければならないため、残債がどれくらい残っているかを確認しておく必要があります。
売却金額でローンを返済することができれば問題はないですが、もし売却金額だけでローンが返済できない場合は、お金を別で用意しなければなりません。
自己資金から補填する、もしくは別の金融機関から借り入れるなどの可能性を考えておく必要があります。
家賃の確認不足!
投資目的で不動産を購入する方にとって、現在とれている家賃の情報はもの凄く重要です。
もし購入検討段階で聞いていた家賃と実際の家賃が違っていた場合、物件の値下げ交渉の材料にされたり、物件の購入キャンセルをされたりする可能性が出てきます。
逆に実際の家賃が想定よりも高かった場合は、もっと高値で売れる可能性もありえます。
こういったことを防ぐためにも、賃貸借契約書や通帳をしっかり確認して家賃の金額を把握しておきましょう。
賃貸管理が解除できない!
ワンルームマンションを売却するときは、契約している賃貸管理を解除してから引き渡すことがほとんどです。
この賃貸管理を解除するのに、解約金を支払わなければならないケースがあります。
集金代行契約であれば解約金はそこまで高額にはならないですが、サブリース契約の場合、解約金が家賃の6カ月~1年分以上の金額になってしまうなど、想像よりも高額になるケースがあります。
解約金がかかるかどうかは、管理会社やサブリース会社によっても変わってくるので、賃貸管理契約書をしっかり確認しておきましょう。
売買契約にかかる諸費用が想定外に高い!
売買にかかる諸費用には仲介手数料以外にも、収入印紙代、抵当権抹消費用、司法書士の報酬費用、賃貸管理解約金費用などがあります。
想像よりも高くなるケースもあるため、しっかり確認しておきましょう。
まとめ
今回は、ワンルームマンション売却で起こりやすい問題について解説させていただきました。ワンルームマンションの売却で問題を起こさないためには、事前にしっかりと売却の流れ、費用について確認しておくことが重要です。事前確認をしておけば問題がおきる確率を格段に下げることができます。
このコラムを書いている人
柏井 優輝
東京都出身 2015年新卒入社 FGHフットサル部キャプテン 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/管理業務主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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