ワンルームマンション売却で値下げのタイミングを見極めるためのポイントと戦略

公開日2025/03/06
更新日2025/03/06

ワンルームマンション売却で値下げのタイミングを見極めるためのポイントと戦略ワンルームマンション売却でなかなか売れず、値下げをしないといけないのか、どのタイミングで値下げしたらいいのかと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
そして今は売却について考えていないけど、将来のためにも知っておきたいという人もいると思います。
今回は値下げのタイミングを見極めるためのポイントについて解説します。

マンション売却価格を値下げするタイミング

不動産業者からの提案を待つだけの受け身の体制では、売り時を逃してしまう可能性もあります。
値下げ幅が大きくなる前にご自身で考えて動くことも大切です。
ここでは、値下げをするべきタイミングをご紹介します。

✅ 買主からの値下げ交渉

✅ 売却活動が長びいているとき

✅ 緊急でお金が必要になったとき

✅ 管理費・修繕積立金が値上げする前

✅ ローンの利上げ前

 

買主からの値下げ交渉

マンションを売却する時に、買主から値下げ交渉されることはよくあることでしょう。

マンションは高額な商品のため、買主は出来るだけ安く買いたいもの。実際にマンション売却では最初の希望金額よりも安い金額で売買されることがほとんどです。
マンション売却では値下げ交渉に応じることで買主も満足感も得られ、売却がスムーズに繋がることが多くあります。そのため、値下げ交渉を頑なに否定することはあまりおすすめできません。
ある程度値下げされること前提に最初の設定金額を考えておくといいでしょう。

しかし、値下げ交渉されたからといってすぐに値下げする必要はありません。
マンションの市場状況を把握し適切な金額で売却判断することが重要です。

売却活動が長びいているとき

マンション売却は一般的に3か月経過したタイミングで値下げを考えることが多いです。
3か月経過して売れなければ、基本的に値下げをしないとマンションを売る事はかなり難しくなります。
媒介契約は3ヶ月で切れるため、媒介契約を更新するタイミングで不動産会社と相談し売却金額を見直すといいでしょう。

緊急でお金が必要になったとき

時には転勤や予想外のイベントで、急遽お金が必要になることもあります。
そのようなときは早めに値下げを検討しなければなりません。
赤字にならない最低ラインを確認し、思い切った値下げをするとすぐに買主を見つけられます。

管理費・修繕積立金が値上げする前

家賃収益を目的とした投資用マンションの場合、毎月貰える賃料によって大きく売却金額が変わってきます。
管理費、修繕積立金等のかかる費用額によっても大きく売却金額が変わってきます。
毎月支払う管理費・修繕積立金が高ければ毎月手元に残る家賃収益が少なくなってしまい、売却金額がどうしても低くなってしまいます。
マンションは築年数が経過するほど管理費・修繕積立金は高くなる傾向にあるため、築年数が浅いうち、また管理費・修繕積立金の値上げ案が出てきた段階で検討するのも1つの方法です。

ローンの利上げ前

マンションは金利が低い時は銀行からお金を借りやすくなるため、高値で売却しやすくなります。
逆に金利が上がってしまうと銀行からお金を借りにくくなり、マンションの金額は全体的に下がってしまいます。
今後、金利は上がっていく傾向にあるため、値下げするのであれば、金利が低いうちがいいでしょう。

マンション売却価格を値下げするときの注意点

マンションの値下げを検討する前におさえるべきポイントがあります。

✅ マンションの相場を調べる

✅ ローン残高の事前確認

 

マンションの相場を調べる

マンションを売却する時は、必ず相場を確認することをおすすめします。相場を知らないと、安すぎる金額で売却してしまう可能性もあるため、損しないために必ず調べておくべきです。
相場を調べる時は、ネットの情報だけでなく、不動産会社に直接確認するなど、複数の方法で調べるといいでしょう。

ローン残高の事前確認

ローンを組んでマンションを購入している場合、当然ですが売却時にローンを返済する必要があります。
マンションを値下げしたことにより、ローンが返せなくなってしまっては売却が出来なくなってしまいす。
必ずローンの返済シミュレーションを確認しておき、値下げしても売却することが出来るか確認しましょう。

重要なのは信頼できる不動産会社を見つけること

当然ですが信頼出来る不動産会社を見つけることはとても重要です。高値での売却、トラブルなくスムーズな売却をするためにも信頼出来る不動産会社を見つけましょう。
信頼出来る不動産会社には下記のような特徴があります。

✅ その分野を専門的に取り扱っている(土地や戸建やマンションではそれぞれ違います)

✅ 不動産会社の評判や口コミの良さ

✅ 不動産会社に相談した時に、デメリットやリスクまでしっかり説明してくれる

✅ 迅速に対応してくれる

まとめ

今回はマンション売却の値下げタイミングについて解説しました。マンション売却での値下げ交渉はよくあることです。
値下げ交渉されても大丈夫なように最初の金額設定は少し高めにしておいたほうが良いかもしれません。
そして売却する時に一番大事なことは信頼出来る不動産会社を見つけることです。
信頼出来る不動産会社を見つけることができれば、売却に成功する確率を格段に上げられます。

株式会社FGHは全国のワンルームマンション売却に特化した収益不動産の仲介業者です。

過去10,000件以上の取引実績、最新の取引事例、今後の経済情勢も踏まえ、お客様の様々な状況にあったオンリーワンプラン型のコンサルティングをさせて頂きます。

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このコラムを書いている人

柏井 優輝

柏井 優輝

東京都出身 2015年新卒入社 FGHフットサル部キャプテン 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/管理業務主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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