買った値段より高く売れるマンションの特徴とは?

一般的に、マンションは購入時の価格で売却するのは難しいとされています。
築年数が経過すると価値が下がることが多いため、売却時に価格が下がる場合がほとんどです。
しかし、購入時より高く売れることもあります。高く売れるマンションには、どのような特徴があるのでしょうか?
高く売れるマンションの条件
高く売れるマンションは、一般的に以下のような条件が揃っています。これらの条件を満たすマンションは、中古市場でも高い需要があるので、購入時よりも高値で売却できる可能性があります。
✅立地のよさ
✅角部屋
✅高層階
✅管理状態がよい
✅築浅
立地のよさ
通常、マンションは最寄り駅に近いほど資産価値が高くなるため、築年数が経っても資産価値が落ちにくいです。
また、マンション購入の際には交通利便性を重視する人が多いので、駅からの距離が近い物件や複数の交通機関へのアクセスが良好な物件は注目を集めやすくなります。
病院や役所、コンビニエンスストアやスーパーマーケットへのアクセスのよさも重要なポイントです。
そのほかにも、周辺エリアで再開発の計画があったり正式に決定されたりした場合は、地価が上昇して買った時より高く売れる可能性が高まります。
角部屋
角部屋は、窓が多く日当たりが良い、風通しが良いなどのメリットから人気が高くなっています。
同じマンションでも角部屋は中部屋より10〜20%ほど高値で取引される傾向があり、資産価値は落ちにくいといえるでしょう。
高層階
一般的に、高層階の住戸は眺望が良く、日当たりが確保できるため人気があります。
管理状態がよい
マンションを高く売却するためには、管理が行き届いていることが重要です。
管理会社や組合がしっかりと機能しているか確認しましょう。
必ずしも大手の管理会社が入っているわけではないので、ずさんな会社だと管理不全に陥っている場合もあります。
定期的な清掃や点検が行われており、外観や設備の状態が良好であるかをチェックしてください。
購入を検討する方のなかには、修繕計画がきちんと立てられているかを気にする方も少なくありません。
管理費や修繕積立金が適切に運用されているかどうかも、あわせて確認しましょう。
築浅
マンションの築年数は、価値に大きく影響します。建物は古くなるほど価値が下がるため、築年数が浅い段階で売却した方が高く売れる可能性が高いといえます。
しかしながら、築年数が経過したマンションでも、物件の状態が良好に保たれており、適切なメンテナンスが行き届いている場合は相場より高く売れるかもしれません。
ただし、リフォームやリノベーションについては、費用対効果を検証する必要があります。
まとめ
今回紹介した買った時より高く売れるマンションは、必ずしも今回紹介したすべての条件を満たしているとは限りません。
適切なタイミングで売却すれば、高く売れる可能性があります。
売却を検討している場合は、内見に備えてしっかり掃除するなど、物件の魅力を最大限に引き出すための準備も怠らないようにしましょう。
\ FGHにおまかせ /

宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター
株式会社FGH マーケティング部
新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。
このコラムを書いている人

sakamoto
1985年 愛媛県今治市生まれ 保有資格:不動産コンサルティングマスター/宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/管理業務主任者/マンション管理士/賃貸住宅メンテナンス主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/簿記2級
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