【第17回】キャンピングカー投資
2020.1.31
代表取締役会長 渡邊 勢月矢
【第17回】キャンピングカー投資
現在、注目を集めている投資に、キャンピングカー投資があります。
キャンピングカーにはニーズがありますが、高価なものですから購入できる人は限られています。
旅行以外の使わないときにでも維持費用がかかりますし、駐車場も必要です。
そこで、レンタルのキャンピングカーに人気が集まっているのです。
カーシェアリングが一般的になってきたなかで、キャンピングカーを借りて乗るというのも当たり前になっています。
具体的にはキャンピングカーを購入した後にレンタルして、そのレンタル料が利益となります。
仮にキャンピングカーが1000万円だとしたら、車をレンタルに出しますが、その収入で、駐車場代から保険費用、メンテナンス費、車両ローンを払います。
それを差し引いた残りがキャッシュフローとなります。
高額なキャンピングカーを購入したにもかかわらず、それ以上に収入があり、キャッシュフローが得られるという、今までにない投資です。
ある程度の元が取れたら自家使用してもよいでしょう。
また、売りたくなったときには、会社によって条件は変わりますが、おおよそ7掛け程度で買い取ってもらうこともできす。
つまり出口が確保された投資なのです。
その点はレンタルスペース投資、合法民泊投資に比べて手堅いところだと考えています
1000万円で買ったキャンピングカーは売却時に700万円。減価償却は一般的な車の償却と同じで6年間なので、4年落ちの車を買えば、2年で償却できます。
つまり節税効果にも期待できるのがキャンピングカー投資なのです。
レンタルをするのが大変そうに思えますが、こちらも管理会社があるので手間はかかりません。
多くのキャンピングカーの管理会社では、カーシェアリングのシステムを導入しており、24時間無人で車両を貸出しすることが可能です。
ですから、レンタカーのようにスタッフが貸出や返却の手続きをする必要がありません。
一度、レンタルに出してしまえば、所有しているのを忘れるくらいです。
このコラムを書いている人
渡邊 勢月矢
株式会社FGH代表取締役会長 CPM ® (米国不動産経営管理士)徳島県生まれ、広島県育ち。 大学卒業後、中小企業の営業支援を行う会社に就職。「個人投資家の目線に立った不動産売買仲介事業をしたい」との想いを抱き2007年2月、株式会社アーバンフォースを設立。その後、賃貸・売買部門を独立させ、株式会社FGHを設立・ホールディングス化。年間1000件以上の仲介案件を手掛け、通算10000件以上の適正な流動化を実現し、不動産所有者、購入希望者双方のニーズを満たすサービスを提供し続けている。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
関連する記事