内見数と成約率はどちらが大事?
内見の数を増やす?成約の確率を上げる?
空室が長引いてしまった経験は御座いますでしょうか。
入居が決まらないのは、そもそも内見が少ないからなのか、若しくは内見があっても成約まで至らないのか。
空室が長くなってしまったとき、どちらに該当するのか考えた事はありますでしょうか。
空室が長引く原因がどちらかで取るべき行動は変わってきます
内見からの成約率は約20%と言われております。
つまり、5人内見をしたらそのうちの1人が契約と言うのが平均です。
これを見ると、空室が続いてしまうのは、「内見が少ない」もしくは「成約率が低い」と言う事になります。
内見数を知らないオーナー
どのくらいの内見数があり、どのくらいの申込数があるのかを把握されてる方は少ないです。
対策と言う意味合いでも、内見の数を把握して損はありません。
内見の数が少ないのにウェルカムボード(成約率上がります)を設置しても効果はないですし、逆に内見の数はあるのに成約まで至らないのであれば部屋に魅力がなく、当て物件にされてしまってるのかも知れません。
共通する改善策
内見の数を増やす為には?成約率を上げる為には?
それぞれ、改善するポイントがありますが、ここでは共通する改善策を取り上げます。
~~手間やコスト順~~
☆ 小物の設置(チラシ、芳香剤、ティッシュ、スリッパ)
☆ 間取り図(メジャーとペンもあれば間取り図に直接書き入れられる)
☆ 自作パンフレットの作成(オーナー目線はここで紹介します)
☆ 客付け時に支払う販促費を増やす
☆ リフォームにより部屋の質を上げる
☆ 家賃値下げにより価格を下げる(最終手段)
もちろん手間やコストで出来る事は限られてくるかと思います。
ただ、前半部分に関してはやりようによっては契約率が上がります。
こんな感じです。
成約率は20%よりも40%にする方がいいに決まっています。
時代に合った戦略
最近ではインターネット使い放題と言う賃貸物件もございます。
今の時代、ネットを使わない人は少ないです。
自分で契約する場合、「調べる」「相みつをとる」「店頭へ行く」「契約」の手間があります。
そして月々4,000円くらいかかるのではないでしょうか。
インターネット使い放題の部屋であれば、元々賃料に含まれてますし、他の部屋との差別化を図る事ができます。
投資の醍醐味とは
投資の醍醐味を不労所得、安定した収入として考えるのであれば、やはり空室期間を長引かせたくありません。
少し考えただけで内見数や成約率を上げる方法は出てきますが、それを考える考えないでは、投資生活も変わってきます。
不安がないマンション投資生活を送る為には空室期間をなくす事。
ストレスフリーのマンション投資生活は難しいかもしれませんが、それに近づける事は出来ます。
そして時代に合った賃貸募集が大事なのではないでしょうか。
このコラムを書いている人
渡邉 幸也
1990年 秋田県鹿角市生まれ 東京都日野市育ち 2013年 株式会社FGH入社。不動産業界歴10年のノウハウを生かし収益不動産のプロフェッショナルとして、数多くの不動産を仲介する。 現在は、投資用不動産の売却・販売など幅広く担当している。 保有資格:宅地建物取引士
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