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人気のエリア、品川区のマンション売却情報

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転勤や転職・住み替えなどでマンションの売却を考えることもあると思います。大切な不動産を売るのですから、できるだけ高い値段で売却したいのは当然ですが、自分のマンションの価値を知らなければ相場より価格が安くなる結果になりかねません。ここでは、品川区にスポットを当てて、エリアの特徴やマンションの相場・高く売るためのポイントなどをまとめてみました。

品川区の特徴

東京23区の南部に位置する人口約40万人の街、品川区。JR山手線をはじめさまざまな路線が乗り入れる交通アクセス抜群のエリアです。東海道新幹線品川駅が2003年に開業したことで、東京の新しい玄関口としてさらなる発展を続けます。再開発に伴い、駅東側には近代的なオフィスビルが建ち並び、ビルに囲まれた中央エリアは緑が美しく植林され、都会の癒しの空間として多くの人が足を運びます。もともと駅周辺の地域は、倉庫や工場が一帯に広がっていましたが、2000年当初から再開発による超高層ビルとタワーマンションの建設ラッシュが始まり、都内でも有数のオフィス・マンション街へと急速に変化を遂げます。また、品川区には東京都管轄の公共施設が多く、利便性の良さから多くの大企業の本社だけでなく、住む街としても人気が高まっています。さらに、東京都が推進するアジアヘッドクォーター特区に2012年に指定されたことで、国際的なビジネスの拠点としても注目を集めます。その他にも、品川駅がリニア新幹線の発着駅に決定したり駅北側の再開発事業など、今後のさらなる発展が期待されています。

品川区には、たくさんの人気スポットがあります。品川インターシティは、3棟の地上30階を超える超高層ビル群やおしゃれなレストラン・カフェが総面積約3万5000平方メートルの広大な敷地の中に集まります。再開発事業で品川インターシティと一緒に誕生した品川グランドコモンズは、高層オフィスビルと高層住宅からなり、その中を品川セントラルガーデンが約400メートル続く、都会と緑が調和した居心地の良い空間です。その他にも、ウォーターフロントの再開発エリア、天王洲アイルは、約22ヘクタールの敷地内に高層マンションやオフィスビル・高級ホテルなどのビル群が並び、銀河劇場などの人気観光スポットを有します。

駅周辺の利便性を追求したエリアとは対照的に、運河を一つ渡ると公立の幼稚園・小学校・中学校が一つのエリアにまとまり、その周辺に図書館などの公共施設が集まる穏やかな生活空間があります。公園も点在し道幅も広いゆとりある町並みが印象的なエリアです。

品川区のマンション売却の価格相場と値動き

2017年の品川区の中古マンションの相場価格は1坪約303万円で、1年前と比べて0.8万円プラスになり少し上昇しています。中古マンションの売買数は、1年前と比較してマイナス237件と大きく減少し240件でした。築年数は1年前の17年から18.7年に、専有面積は1年前の12.3坪から12.5坪に増えています。また、品川区では比較的新しい築20年以内のマンションが減少し、比較的古い築40年以内の古いマンションが増加する傾向にあります。

1年前と比較して売却価格が上がった理由に、取引物件全体の中で約2%築6年以内の築浅の物件が増えたこと、また約2%ほど駅から歩いて6分未満の駅チカの物件が増えたことなどが挙げられます。一方で、エリア内の売却価格を下げる要因として、取引物件全体の中で比較的古い築40年未満の物件が約10%ほど増加をしていること、築40年を超える古い物件が前年と比べて約9%ほど増えていることが考えられます。

品川区でマンションを高く売却するコツ

品川区でマンションの売却を考える場合、より高い値段で売るには、需要があるシーズンに売却することがポイントになります。しかし、マンションの需要が品川区で最も高まる時期は、購入に関してはさほど変化がないというのが結論です。品川区のマンション売買物件数は飽和状態にあります。また、坪単位の平均価格も多少の変動は見られますが、大きく変わることがなく安定しています。つまり、マンションを購入する立場からは、慌てて購入をしなくても物件数も多く価格が高騰する心配がないので、じっくりと検討しながら決めることができる状態です。ただ、その中でも、9月から11月の秋シーズンは、秋に引越しをして新年を新しい新居で迎えたいという人が物件を探すケースが多く、また、1月から3月は転勤などをきっかけに新居の購入を考え動くケースが見られます。どうしてもこの時期にしか売れないということはありませんが、できるだけ多くの人にマンションの売却情報を知ってもらいたいと考えるなら、可能性が高まる時期と言えます。

品川区のマンション購入の需要は、1年を通じてあまり変化はありませんが、少しでも高くマンションを売却したいなら、戦略的に行動することがとても大切です。マンションを高く売るためのポイントは、大きく2つあります。まず1つ目は、自分のマンションがある周辺地域の将来性です。近い未来にエリア内で大規模な商業施設が建設されるとか、新しい駅が完成する・鉄道の延長計画があるなど、周辺エリアが開発され利便性の向上が期待出来れば、マンションの価格も一気に値上がりする可能性は高くなります。仮にそのような計画が品川区内であるとすれば、計画が発表された後にマンション売却をしたほうが値段は高くなります。2つ目として、東京オリンピックが開催される2020年が不動産業界の中で重要視されています。2020年までには、マンションの建設が次々に行われ、不動産関連業界も景気が良くなることが見込まれています。ただ、2020年を過ぎると、さまざまな問題が発生することが予想されています。例の一つに、人口の減少があります。マンション購入の適齢年齢層と言われる30代から40代の人口は、どんどん少なくなると見込まれています。それに加えて、ただでさえ飽和状態にあるマンションの建設が、東京オリンピック開催に向けて急ピッチで続けられているので、2020年を過ぎた頃から状況が悪化することが懸念されています。

品川区でも物件が余り過ぎている状態だと、マンションを売ろうとしても買い手はなかなか見つかりません。日本国内には、約1000万戸の空き家が存在すると言われていますが、品川区も例外ではなく売買物件が多すぎると、マンションを売りたいと思っていてもなかなか買い手が見つからないというのが現状です。これに加え、2015年に税制改革の一環で、空き家の固定資産税の課税方式に変更が行われました。消費税も2019年には10%になる可能性もあり、人が住まない不動産を所有しているだけでさまざまな税金が課せられることになります。つまり、確実に近い将来に自分のマンションの近くに大型ショッピングモールができるとか、徒歩圏内に新駅が建設されるなどの特別な事例がない場合は、マンションの飽和状態が進行する現状においては、できるだけ早く売却をした方が良いでしょう。

品川区でマンションの売却を考える場合、信頼できる不動産会社を選ぶことはとても重要です。できるだけ正確な情報を入手するために必ず複数の業者から査定をしてもらいましょう。高値で自分のマンションを売りたいなら、どれくらいの価値があるのかを正確に把握することが大切です。

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参考売却価格

グランド・ガーラ銀座3,020万円〜5,701万円(23.81㎡〜48.33㎡)
藤和シティスクエア練馬1,260万円〜3,538万円(19.25㎡〜58.5㎡)
テラッサエスト1,500万円〜3,030万円(20.98㎡〜37.89㎡)
ニュー・ステイト・メナー1,540万円〜4,394万円(21.9㎡〜72.63㎡)
パレステュディオ新宿パークサイド1,850万円〜3,200万円(19.6㎡〜40.5㎡)

※ 参考価格は、賃貸状況やその時の情勢により変動致します。 詳細な価格をご希望の方は、お問い合わせください。

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