最後はプラスになった事例~不動産投資コラム~

公開日2019/09/29
更新日2022/12/20

最後はプラスになった事例

「投資マンションを高く売りたい。」「持ち出しを出したくない。」「プラスで売る方法を知りたい。」
 
売却を検討するならそう考えるのが当然だと思います。
 
投資を始める前に出口戦略をきちんと計画をすることが大事と言われます。
 
ですが、購入するときに売却の事まで考えて購入をされる方は少ないのではないでしょうか。
 
物件にノータッチで収支を把握していない方も中には・・
 
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ノートパソコンの前で悩む男性

「プラス」と言う概念をどこに置くのか。

物件を売却と言うと、お手元にいくら残るのか、もしくは残債をすべて完済できるのか、が重要になるかと思います。
 
ですが他にも、シミュレーションの結果で10年後の収支はマイナス144万円。15年後には250万円と言う結果が出ていたが、売却の結果は持ち出し額20万円で売却。
 
マイナスの結果ですが、総合的に考えるとプラスと捉えることもできます。
 
「プラス」をどこに繋げるかは、状況次第です。

右肩上がりのグラフを説明するスーツの男性のイラスト

ワンルームの売却成功例をご紹介

1000万円で都心寄りに中古ワンルームを購入。5年間の運用をいたしました。
 
家賃は月額:8万円で、管理費・修繕積立金(管積)は月額:1.1万円、5年間の間の空室率は8%という結果でした。
 
年間家賃×5年分=480万円
年間管積×5年分=66万円
480万円-66万円×92%=3,808,800円
 
周辺の取引相場は830万円のエリアですが、この物件の売却価格は920万円でしたので、5年分の収入と合わせて約1300万円。
 
物件の価格は、購入時と売却時で目減りしていますが、それまでの家賃も投資収入なので、合算するとプラスでの売却が出来たと言えます。

迷路

先を見据えた出口戦略が大事

購入前に上記の様な計算をして物件を探していれば、きっと良い形で不動産投資に取り組む事が出来るはずです。
 
ですが、販売会社の言われるがまま、まかせっきりの状態ですと、売却のタイミングのチャンスを逃してしまう可能性もあります。
 
全てを主体的に不動産投資に取り組むことは難しいかもしれませんが、収支状況と今後の収支見通しを立てるだけでもリスクに対する理解が深化します。
 
不動産だけに限った話ではないのですがなんでも買うときは高揚感の為か前のめりになりがち。
 
購入物件のシミュレーションにも”投資スケルトン”で診断してみてください。

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このコラムを書いている人

渡邉 幸也

渡邉 幸也

1990年 秋田県鹿角市生まれ 東京都日野市育ち 2013年 株式会社FGH入社。不動産業界歴10年のノウハウを生かし収益不動産のプロフェッショナルとして、数多くの不動産を仲介する。 現在は、投資用不動産の売却・販売など幅広く担当している。 保有資格:宅地建物取引士

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