空室に効く!ワンルームリフォーム完全ガイド

更新日2026/01/15
投稿日2020/07/17

空室に効く!ワンルームリフォーム完全ガイド
ワンルームリフォームの全体像から空室対策まで、初めての方にも理解しやすいようにポイントを押さえてまとめました。賃貸経営をされている方にとっては、入居率の向上や家賃収入のアップが期待できる大切な取り組みです。具体的な費用相場やリフォームのメリット、さらに実際の事例や活用できる補助金制度についても解説していきます。

近年は単身世帯や学生向けの物件需要が高まっており、少し工夫を加えたリフォームが高い付加価値を生み出すケースが増えています。特に水回りや壁・床などの内装を整えるだけでなく、遮音や断熱といった住み心地にも配慮すると、入居者満足度が大きく変わるといわれています。

本ガイドでは、費用対効果を重視しながら、具体的な工事内容や注意点を分かりやすく解説します。今ある空間を最大限に活かし、物件の魅力を高めるヒントをぜひ見つけてください。しっかりと計画を立てて、満足度と収益性を同時に高めるワンルームリフォームを実現しましょう。
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ワンルームをリフォームするメリット

ワンルームといえども、リフォームによって見違えるほど快適性が高まり、さまざまな恩恵を受けられます。
コストをかけた分、物件の魅力や入居者満足度がアップし、結果として賃料の上乗せや空室期間の短縮につながります。単身者や学生などのターゲットが多いワンルーム物件では、視覚的な新しさや機能性が重要視される傾向があります。部屋全体のデザインや設備を刷新することで、他物件との差別化を図ることができるのです。

また、リフォームを行うと資産価値が高まり、今後物件を売却する際にも高値で取引される可能性が高まります。特に強みとなるのはリフォーム内容が入居者目線で充実していることです。オーナーとしても投資効果が期待できるため、長期的に見てメリットの大きい取り組みといえます。
 

空室対策に繋がる

リフォームを行うことで、古臭い印象を一新し、内見に来た人がすぐに契約したくなるような魅力的な空間を作れます。実際に、水回りの交換や床・壁のリニューアルを実施するだけで、物件の問い合わせ数が増えるケースは多いです。築年数が古いからといって敬遠されないように、適切なタイミングでメンテナンスを重ねることが重要です。
外観でわからない点こそ、内見時に大きな印象を左右します。とくにワンルームはスペースが限られる分、リフォームの影響がダイレクトに伝わりやすいです。管理状態が良いと思わせるためにも、こまめなリフォームが有効な空室対策となります。
 

入居者満足度の向上

水回りの設備が新しい、部屋の中が清潔感にあふれているといった点は、入居者にとって大きな安心材料になります。特にキッチンや浴室の快適性が高い物件は人気が出やすく、契約期間も長くなる傾向があります。
結果的にオーナー側の安定収入にもつながるでしょう。
収納スペースやコンセントの位置、インターネット環境などの細かい部分まで気配りが行き届いた部屋は、実際に住んでみてからの満足度が高いです。
口コミや評判が好意的になりやすく、次の入居者が途切れにくくなる効果も期待できます。
 

資産価値と節税効果のアップ

リフォームによって物件自体の市場価値が上がることで、将来的な売却や相続時にも有利になります。設備を最新のものにする、デザイン性を高めるなど、投資としてのリフォーム効果は長期的に続くのが特徴です。既存の老朽化した部分を改善するだけでも、見違えるような利点が生まれます。

また、節税効果もオーナーにとって大きなメリットです。リフォーム工事代の一部が経費として計上できることで、賃貸事業の収益バランスを整える助けとなります。
資産価値を向上させつつ節税することができるため、資産形成を意識するうえでも、ワンルームリフォームは得策といえるでしょう。

空室対策に有効なリフォーム事例

空室対策のカギは、限られたスペースに暮らしやすさやデザイン性をどう取り入れるかにあります。
大掛かりな間取り変更だけでなく、水回りの移設や設備のグレードアップなど、小さな工夫が積み重なって入居者の印象を大きく左右します。入居前のリフォーム実施は、物件に対するイメージアップに直結するため、コスト以上の効果が得られる場合も少なくありません。
ここでは、具体的な成功事例とともに、どのようにして入居率を高めるリフォームを進められるかをご紹介します。設備やデザインを工夫すれば、ワンルームでも快適でおしゃれな暮らしを演出できる可能性は十分にあります。
 

洗濯機置場を屋外から屋内へ

洗濯機置場リフォーム
ベランダや廊下に設置されている洗濯機置場を室内に移すことで、利便性が一気に高まります。
洗濯物の出し入れがしやすいだけでなく、雨風の影響を受けにくくなるため機械トラブルも減少します。特に冬場や悪天候時には、屋内に洗濯機がある物件が好まれる傾向があります。

配管工事が必要になるため費用はかさみますが、入居者の満足度向上による空室リスクの低減を考慮すると、メリットは大きいです。
既存の水回りが近く施工のしやすいキッチン横や、扉付きの収納スペースを活用するケースが多いです。

施工費用が掛かる部分ではりますが、入居率にも大きなインパクトがあるため、売却時の価格を大きく左右するポイントです。
専有面積が小さいがどうしても洗濯機を室内に置きたい!という場合には、ミニキッチン内に収まるくらいのコンパクトサイズ洗濯機もおすすめです。
株式会社 ビラハウジングが販売している「せんた君」というものは、W900のミニキッチンのコンロ下部分に収まる便利な商品です。

 

壁紙の張り替えや床材のグレードアップ

清潔感のある壁紙や、デザイン性の高いアクセントクロスを取り入れることで、一気におしゃれな雰囲気を演出できます。ワンルームの場合、広い面積を変えなくてもガラリとイメージが変わるので、費用対効果が高い施策といえるでしょう。実際に内見時の第一印象を左右するため、壁紙選びにはこだわりを持ちたいところです。

また、床材のグレードを上げれば、高級感と快適さが同時に手に入ります。防音性のあるフローリングや質感の良いクッションフロアにすることで、暮らしやすさが格段にアップします。少しの投資が長期的な差別化につながります。
高級感を重視する立地や、ターゲット層を高所得者に絞る場合は有利になる可能性が高いです。

注意点:フローリングの場合は、クッションフロアに比べ張替などのメンテナンスに費用が掛かるため、将来的な支出も大きくなりがちというデメリットも覚えておきましょう。

 

3点ユニットバスからセパレート化する

古いワンルームでは3点ユニットバスが多く、狭さや衛生面の懸念から敬遠されがちです。そこで、バスとトイレを別々にするリフォームは、入居者にとって大きな魅力ポイントになります。ただしスペースが必要になるため、部屋全体のレイアウトを再調整する必要があります。
費用はかかりますが、その分付加価値が高い設備として評価されやすいのがセパレート化の特徴です。賃料を上げても入居希望者が途切れないケースもあるため、投資対効果を考えるうえでも検討に値します。
お部屋探しのポータルサイトでも、「風呂トイレ別」という絞り込み条件が設定されていることもあり、多くの入居者がこだわるポイントです。
 

キッチンや設備のデザイン性を強化

一般的な壁付けのキッチンではなく、カウンタータイプなどおしゃれなデザイン性の高い設備を採用すると、若い世代からの反響が大きくなりやすいです。
機能性はもちろん、見栄えが良いことで部屋全体の雰囲気がグッと上がります。ワンルームの限られた空間であっても料理を楽しむ時間を創出できるのが魅力です。

加えて、照明レールやスタイリッシュな給湯器パネルなど細部にもこだわると、生活の質が高まった印象を与えられます。
タワーマンションや高級住宅街など高価格帯物件の設備投資を行う際は、コスト面だけでなく、どれだけ魅力的に演出できるかも考慮しましょう。

また、全て交換せずともコンロのみを交換してヴァリューアップをはかる方法もあります。
一見汚れているように見えてもプロのクリーニングを入れることによって意外ときれいになります。
キッチンリフォーム
 

遮音・断熱性を高めるための工夫

ワンルームは隣室との境界が近いケースが多く、騒音問題や寒暖差に悩まされることがあります。そこで、壁の遮音シートや窓の断熱フィルムを導入するだけでも住み心地は改善されやすいです。防音性や断熱性が高い物件という印象づけは、空室対策に大きく貢献します。
サッシを二重窓に交換する方法もありますが、コストはやや高額になります。ただ、熱や音をシャットダウンできる効果は絶大で、快適性を高めたい入居者には魅力的です。将来的なメリットを考慮しながら、取り入れられる範囲で対策を進めるのが望ましいでしょう。

注意点:区分マンションのサッシは共用部にあたるため、勝手にリフォームすることができない場合があります。必ず施工前にマンションの管理会社に確認しましょう。

ワンルームをさらに快適にするリフォームアイデア集

限られた空間をどう有効に使うかは、ワンルームリフォームの大きなテーマです。
収納や間取りの工夫によって、わずかな平米数でも満足度の高い住まいを現実的に作り上げることができます。吊り収納や可動棚、有孔ボードなど、創意工夫次第で無駄なスペースを大幅にカットしつつ、インテリアとしての魅力を高められるのがポイントです。
住む人のライフスタイルに合わせたレイアウト変更を視野に入れるのも良い選択です。仕事用にはデスクカウンター、趣味やリラックス用には造作棚やオープンクローゼットなど、シンプルなワンルームに幅広い機能性を付加できます。
 

吊り棚や吊り収納で空間を有効活用

天井付近を活用する吊り棚や吊り収納は、部屋の床面積を圧迫せずに収納量を増やせるアイデアです。キッチン付近に取り付ければ、頻繁に使う食器や調理道具を手軽に取り出せて便利です。インテリアとしても見た目に変化を与え、狭い部屋でも開放感を保ちやすくなります。
ただし、吊り収納は重量バランスや施工面の安全性を十分に考慮する必要があります。プロの施工業者に依頼するのが安心で、耐荷重や固定方法をしっかり打ち合わせることが大切です。
 

可動棚や有孔ボードで自由にレイアウト

可動棚を取り付ければ、使う人や使う用途に合わせて高さや段数を自由に変えられます。収納するモノのサイズがマチマチでも融通が利くため、長期的にみて使い勝手が良いリフォームです。暮らし方が変化しても柔軟に対応できる点が魅力です。
有孔ボードを活用すれば、フックや小物棚を自在にレイアウトできます。DIY心をくすぐるだけでなく、設置場所を工夫すれば見せる収納としてもオシャレに仕上がります。小物が多い単身者やクリエイティブな趣味を持つ人には特に好評です。
 

オープンクローゼットで広々とした印象に

扉のないクローゼットを設置すると、視覚的な解放感が増して部屋全体が広く感じられます。ラックやシンプルなポールで服を掛ける構造にしておけば、洋服のコーディネートがひと目でわかり、着替えのストレスも減少します。生活感が出ないように工夫すれば、一種のインテリアとしても楽しめます。
一方で、オープン化した収納は部屋の見た目が散らかりやすいデメリットもあります。見せる収納と隠す収納を上手に併用し、課題をクリアしながら魅力的な空間を保つことがポイントです。
 

造作デスクやカウンターで機能性をアップ

部屋の一角に造作デスクやカウンターを設けて、仕事や食事に使える多目的スペースにするアイデアも注目されています。狭いワンルームだと家具を追加すると圧迫感が生まれるため、壁に直接固定する形でデスクやカウンターを造作すれば空間を効率的に活用できます。
立ち作業にも対応できるカウンター高や、パソコンを置ける配線穴など、細部を工夫すると利便性がさらに増します。限られた空間の中でも快適さを損なわずに多機能を取り入れることが可能です。

補助金制度の活用と注意点

リフォームにかかる費用を抑えるために、国や自治体の補助金制度を活用する方法があります。
工事内容やエリアによって適用できる制度は変わるため、まずはどのような補助金があるかリサーチしてみることが重要です。エコリフォームや耐震強化などの条件を満たした場合、総工事費の一部が助成されるケースもあります。活用できれば負担の軽減につながるため、オーナーにとってありがたい制度といえます。

ただし申請書類の作成や手続き期間には余裕を持たなければなりません。制度適用を受けるには工事着工前の申請が必要な場合もあるので、リフォーム計画を立てる段階から確認を進めるのが得策です。
 

リフォームに利用できる公的補助金の種類

自治体が行っている住宅改修助成や、国の施策によるエコ関連の補助金などは代表的な例です。物件の老朽化対策や省エネ化、バリアフリー化など、目的に応じて条件が定められていることが多く、ワンルーム物件にも利用可能なものがあります。対象となる工事項目が限られている場合もありますので、事前チェックを怠らないようにしましょう。

費用を一部または全額補助してくれるケースなど制度ごとに内容は異なるため、自分の計画するリフォームが対象となりそうな助成を見つけたら、積極的に相談するといいでしょう。インターネットで情報収集をするだけでなく、自治体の担当部署に直接問い合わせをするのがおすすめです。
 

【国土交通省】子育て支援型共同住宅推進事業

賃貸住宅の新築・改修工事に対する国の補助金で、子どもの安全・交流空間設置などの要件を満たす場合に補助が出ます。

✅補助率・上限:概ね対象工事費の10%以内、最大100万円/戸程度+共用設備500万円/棟など(制度によって変動あり)
✅ワンルームでも改修内容によって対象となる可能性あり(例えば防犯性向上・交流施設設置など)
参考:子育て支援型共同住宅サポートセンター
 

子育てグリーン住宅支援事業

※注意※リフォームの交付申請は2025年12月31日をもって受付を終了しました。
断熱・省エネ性能を高める住宅向けの国の補助制度です。

✅新築/省エネ改修で補助あり(高断熱化・高効率設備導入等)
✅賃貸住宅についても補助対象になるケースあり
✅ワンルーム物件を省エネ改修する場合、補助対象になる可能性あり(申請要件・設備基準あり)
参考:子育てグリーン住宅支援事業
 

みらいエコ住宅2026事業

この制度は、住宅の省エネ性能を高める新築・リフォーム工事を国が支援するもので、新築・既存住宅(戸建・賃貸含む)の省エネ改修工事が対象になります。

✅リフォーム前後で省エネ基準を満たすことが条件
✅給湯器や窓の断熱改修など、他の省エネ施策(例:先進的窓リノベ2026や給湯省エネ2026等)と組み合わせることで申請が簡単になる仕組みあり
参考:みらいエコ住宅2026事業
 

申請の流れと必要書類

多くの補助金制度では、工事の前に申請書類を提出し、審査を経たうえで交付決定通知を受け取るフローが一般的です。完成後には実績報告書を提出し、問題がなければ補助金が支給されるという流れになります。遅れて申請した場合や着工後の申請は認められないケースもあるため、スケジュール管理が大切です。
設計図や見積書など具体的な資料のほか、住民票や納税証明書など本人確認や賃貸物件であることを証明する書類が必要になる場合もあります。きちんと準備しておかないと審査に通らない恐れがありますので、手続き開始前に書類リストを確認しましょう。

まとめ:ワンルームリフォームで満足度と収益性を高めよう

ワンルームのリフォームは、手を加えた分だけ快適性と資産価値を同時に引き上げられる魅力があります。
費用相場を見極めながら水回りや内装を見直し、入居者が快適に暮らせる環境を整えることは、結果的に空室解消や家賃収入のアップにつながります。設備や収納にこだわるほど賃料を上げやすくなり、入居者満足度の高い物件を育てることができます。

また、補助金制度を活用することで、リフォーム費用の負担を減らすことも可能です。物件オーナーとしては、中長期的な視点でリフォーム計画を立て、定期的に改善を行いながら収益性を高めていくことが重要です。狭い空間でも工夫次第で大きな魅力を生み出せるワンルームを、ぜひリフォームでより良い住まいに仕上げてください。

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高橋 咲百合
コラム監修 高橋 咲百合
資格

宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター

プロフィール

マーケティング部

新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。

このコラムを書いている人

マンション経営ラボ 編集者

マンション経営ラボ 編集者

最新の不動産投資情報や株式、投資信託、為替など幅広い投資コンテンツを掲載。 オーナー様自身で最適な不動産の購入・売却・運用の判断材料になる情報をタイムリーに提供いたします。

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