早期退職を考えている方必見!セミリタイア後の働き方と不動産投資

公開日2020/08/21
更新日2023/01/24

早期退職という選択肢

頭を抱える女性
毎日続く残業によって全く自由な時間が作れないと、「仕事を辞めたい」と思ってしまう方もいるのではないでしょうか。
 
このような場合、頭をよぎるのが「早期退職」について。
 
しかし、会社を単に辞めるのみでは生活が厳しくなってしまいますよね。
 
そこでオススメなのが、会社を辞めた後に働く時間を少なくして生活をする「セミリタイア」という働き方です。
 
今回は、セミリタイアの働き方について紹介していきます。

セミリタイアとは?

早期退職を表す言葉でよく使われるのが、「アーリーリタイア」「セミリタイア」の2つ。
 
アーリーリタイアは早期に会社を辞めて、全く働かずに生活することです。
 
一方でセミリタイアは会社を定年前に辞めた後、働く時間を少なくするなどで必要な収入を確保して生活することなので、完全に働かないということではありません。
 
しかし、個人によってアーリーリタイアとセミリタイアの考え方が異なることもあるので、情報を入手する時は十分に注意しましょう。

セミリタイアに適している人•適していない人とは?

寄り添って話す老夫婦
ここでは、セミリタイアに適している人•適していない人について、紹介します。
 

セミリタイアに適している人

セミリタイアに適しているのは、一人でいるのが好きな人やそれほど友人との付き合いも必要でない人、セミリタイア後に満喫したい趣味などが明確にある人です。
 
セミリタイア後には自由な時間が多くできるため、どのようなことをしたいか明確になっている人はセミリタイアに適しているでしょう。
 

セミリタイアに適していない人

セミリタイアに適していないのは、退職した後に特にやりたいことがない人、時間を持て余すのが好きでない人です。
 
毎日が忙しく、仕事を早く辞めたいという理由だけでセミリタイアすると、初めのうちはゆっくり過ごすことができますが、徐々にどのように毎日を過ごせばいいかわからず退屈な日々を過ごすことになり、最終的には毎日仕事をする生活に戻ることがあります。
 
セミリタイアを考えているのであれば、「何をするためにセミリタイアするのか?」をしっかりと考えておきましょう。

セミリタイアする方法とは?

ここからは、セミリタイアの働き方について紹介します。
そろばん、1万円札

 不動産投資で収入を獲得する

もし手元の資金に余裕があるならば、不動産投資で収入を得るという方法があります。
 
不動産投資とは、アパートやマンションを購入して毎月の賃料収入を獲得したり、投資用物件を安く購入して高く売ることで利益を出す投資方法のこと。
 
セミリタイアをする場合、安定した収入が長期的に獲得できるため、毎月の賃料収入から収入を得る方法をオススメします。
 
不動産投資のメリットとしては、次のようなものがあります。
 
•働かなくても不労所得が獲得できる
•老後の年金の代わりになる
•資金が少額でもスタートできる
•生命保険の代わりになる
•相続税が節税できる
 
一方、不動産投資のデメリットとしては、次のようなものがあります。
 
•別の金融商品に比較して投資額が高額である
•流動性が低い
•税金がかかる
•投資をスタートするまでに手間がかかる
•確定申告が必要である
 
なお、不動産投資はこの他にもリスクやデメリットが存在するため、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。
 

不動産投資で注意すべきリスク7選!対策方法は?


 

4年間で賃料収入が7500万円に

ここからは、サラリーマンを辞めてから4年間で6億円の資産、7500万円の賃料収入を得た事例についてご紹介します。
 
探していた物件の条件としては、以下の4点です。
 
•賃貸人口が多くなっている地域
•家賃•南向き•部屋の広さ•駅近などの優位性が周囲に比べてある物件
•新しい競合物件が近くに増えない場所
•融資がサラリーマンでも受けやすく、売却価格より担保価格が高い物件
 
毎日30件~40件、年間では10000件もの物件を調べ、実際に購入したのは次のような物件です。
 
•1年目で7200万円の1棟マンション
•2年目で2億600万円の1棟マンション
•3年目で5800万円と6200万円の2棟マンション
•4年目で3600万円と1億6600万円の2棟マンション
 
4年間で、6棟のマンションを購入することに成功したのです。 
 
資産額は合計で6億円、借入額は合計で5億6550万円、賃料収入は7540万円、借入金の返済額は3306万円、諸経費は1508万円、キャッシュフローは2726万円と、年間では2726万円、月間では約227万円を獲得できます。
 
修繕費積立金などをここから差し引きしても、100万円は毎月手元に残るようになるため、セミリタイアしても全く問題ないと言えるでしょう。
 

ブログを作ってアフィリエイト・広告で収入を獲得する

セミリタイアの働き方としては、ブログを作成してアフィリエイトや広告で収入を獲得するのも一つの手です。
 
ブログを作成してアフィリエイトや広告で収入を獲得するメリットは、以下の3点です。
 
•無料ですぐにスタートしやすい
•リスクが少ない
•集客できると大きな収入が獲得できる
 
スタートする際にリスクが少ないという点でも、気軽に始められるのがブログ作成のメリットです。
 
また、デメリットとしては以下の3点が挙げられます。
 
•収入が獲得できるまでに時間がかかる
•ブログを運営する知識をマスターする必要がある
•記事を更新し続ける根気が必要である
 
ブログは誰でも簡単に始められる反面、収入が獲得できるまでに時間がかかるほか、ブログを運営する知識を学習し続ける必要があります。
 

収入を在宅ワークで獲得する

近年はインターネット環境が発達したこともあり、自宅で仕事をする人も増えました。
 
自宅でできるものとしては、文字起こしやデータ入力•ライティング•アプリ開発•ロゴ制作など、簡単にできる仕事から専門的な知識やスキルが求められるものまで、たくさんの仕事が存在します。
 
収入を在宅ワークで獲得するメリットとしては、おもに以下の4つが挙げられます。
 
•好きな時間に仕事をすることができる
•好きなカフェなどで仕事をすることができる
•趣味や得意なことで収入を獲得できることがある
•地方でも仕事ができる
 
一方、 デメリットとしては次のようなものがあります。
 
•報酬と仕事内容がマッチしていない案件が多い
•依頼人も仕事にどの程度時間がかかるかを掴んでいない
•クライアントによっては永遠に修正をし続けるようなトラブルもある
 
セミリタイア後の生活と在宅ワークは、非常に相性が良いものです。
 
しかし、在宅ワークをスタートする前に、資格を取るためや機材を買うために費用がかかるような仕事を選ぶ際には要注意。
 
「仕事をスタートすれば回収できる」と思いきや、実際に仕事をスタートしてみると単価が安く、思っていたように費用が回収できないというケースもあります。
 
このようなトラブルを避けるためにも、「どの程度のクオリティーで、納期はいつまでか、何回まで修正するか」などを、事前に確認しておきましょう。
 
在宅ワークを掲載しているサイトの中でも特に有名なのが、「クラウドワークス」。
 
クラウドワークスでは多くの案件が掲載されているため、自分に適した仕事が探せる可能性が大きいですが、中には安すぎる単価の案件などがあるため、条件などをしっかりと確認して、わからなければクライアントに問い合わせすることをオススメします。
 
在宅ワークの仕事例は、以下の通りです。
 

•ライティングの仕事で収入を獲得する

ライティングは、文章を書くのが得意な人に適しています。
 
単価としては1記事あたり1000円~1500円程度で、1日あたり6本執筆したとすると、収入は6000円~9000円程度になります。
 

•デザインの仕事で収入を獲得する

在宅ワークにおけるデザイン系の仕事は、コンペ形式のものが多くあります。
 
コンペ形式というのは、クライアントが募集するデザインなどに応募して、コンペに勝ち抜くと報酬が獲得できるもの。
 
たとえ勝ち抜くことができなかったとしても、応募した作品が他の会社の目にとまり、新しい仕事のオファーがくるケースもあります。
 
在宅ワークでは、まず単発での仕事をこなしていき、実績を積むことで継続した案件を任されるというケースが多く、安定した収益を得るためには実績が第一だと言えるでしょう。



セミリタイアの働き方まとめ

通帳を見ながらガッツポーズをするスーツの男性
今回は、早期退職を考えている方に向けて、セミリタイアという働き方について解説してきました。
 
セミリタイア後にどのような生活を送りたいか、明確なビジョンがあればあるほど、理想的なセミリタイア後の生活が送れるはずです。
 
セミリタイア後も安定した収入を得たいのであれば、「不労所得で、継続的かつ安定した収入が見込める」という点で、不動産投資は一考する価値があるでしょう。
 
不動産投資について気になった方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてはいかがでしょうか。
 

不動産投資で本当に不労所得を得られるのか?


 

【初心者必見】不動産投資をはじめる時の注意点まとめ

このコラムを書いている人

マンション経営ラボ 編集者

マンション経営ラボ 編集者

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