不動産投資をするなら新築物件と中古物件どちらを選ぶべき?

公開日2022/11/11
更新日2022/12/16

メリットデメリットと書かれた付箋

不動産投資を行う際に、新築物件と中古物件どちらを選ぶべきなのかと迷っている方もいるのではないでしょうか?
 
新築物件と中古物件のどちらが良いかを判断するには、まずはそれぞれの特徴を知らなければなりません。
 
今回は新築物件と中古物件それぞれのメリット、デメリットについて解説していきたいと思います。
 

新築物件のメリット

家賃を高く設定出来る。

やはり新築物件のメリットといえば、家賃を高く設定できる点です。
 
まだ誰も住んでないことから入居希望の人気が高く、いわゆる「新築プレミアム」な高い家賃を設定できます。
 

設備の修繕費がほぼかからない

新築物件なので、もちろん設備も最新で新品です。
 
当然ですが、設備が新品であれば故障も起きにくく、仮に故障が起きたとしても保証期間内で無償修理が可能なケースが多いため、修繕費用が中古と比べて安くなる点もメリットと言えるでしょう。

新築物件のデメリット

購入金額が高い

デメリットとしては、物件の購入金額が高いことが上げられます。
 
建築資材の高騰や販売会社の利益が乗せられることから、どうしても新築物件は価格が高くなってしまいます。
 

価格・家賃下落幅が大きい

新築プレミアムと言われるような高家賃が付くのは最初の入居者だけです。
 
一度人が住んでしまえばその後は新築のブランドはなくなってしまうため、購入当時と比べると家賃が一気に下がってしまう傾向にあります。

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中古物件のメリット

購入金額を安く抑えられ高利回りを得られる

不動産投資で高利回りを得ることはとても重要な部分です。
 
エリアや築年数などによっても変わってきますが、中古物件では新築時には高く乗せられていた建築費用・販売会社の利益が中古では抑えられるので、新築よりも購入しやすくなり、高利回りを得られる可能性が高くなります。

中古物件のデメリット

物件維持費用がかかる

中古物件では老朽化は進むと設備の交換、修繕費用などを負担しなければなりません。
 
軽微な修繕なら数万程度で済みますが、給湯器などの交換に関しては数十万の費用がかかることもあります。
 
そして築年数が経過すると、大規模修繕計画工事のために修繕積立金の費用を値上げしてくるケースも多くあります。
 

入居者が見つかりにくくなる

新築は家賃が高くても入居者がすぐに付きますが、中古になれば「新築プレミアム」の付加価値はなくなります。
 
特に中古マンションは流通量が豊富なので、同じままの家賃設定だと入居者が見つかりにくくなってしまうのです。
 
そのため、適度に家賃を下げるなどの工夫をしなくてはなりません。

まとめ

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新築物件と中古物件にはそれぞれに特徴があり、何を重視するかで購入対象が変わってくるため、一概に「不動産投資をするならは絶対にこの物件を買うべき」とは言えません。
 
しかし、あくまでこれは個人の意見になりますが、限られた予算のなかで不動産投資をするならなるべく高い利回りを得られることが重要なので、中古マンションがおすすめです。
 
新築の恩恵を得られるのは最初のみで、一度入居者が変わってしまえば中古になってしまいます。
 
長く入居者が住んでくれればいいのですが、2~3年も経てば大体は入居者が変わります。
 
短い期間しか恩恵が得られないのであれば、購入費用を安く抑えられる中古物件の方が長期的にみて得をする可能性が高いといえます。
 
そして不動産投資では持ち続けるだけではなく、出口戦略等を考えることも重要です。
 
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このコラムを書いている人

柏井 優輝

柏井 優輝

東京都出身 2015年新卒入社 FGHフットサル部キャプテン 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/管理業務主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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