不動産投資の行くべきセミナーと行ってはいけないセミナー
投稿日2020/05/11

不動産投資を始めたいと考えたとき、多くの方が最初に悩むのが「何から勉強すればいいのか分からない」という点ではないでしょうか。
書籍、ネット記事、SNS、YouTubeなど、不動産投資に関する情報は溢れています。
しかし、書籍は情報が体系的な反面、内容が古いことも多い、ネットの情報は最新だが、発信者の立場や真偽が分かりにくい、といった問題があります。
そこで有効なのが、不動産投資家セミナーへの参加です。
ただし、やみくもに参加しても時間とお金を無駄にしてしまう可能性があります。
本記事では、不動産投資家セミナーに参加する前の「プレセミナー(事前準備)」として、行くべきセミナー、行くべきではないセミナーの違いやセミナーで学ぶべきポイントを分かりやすく解説します。
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なぜ不動産投資家セミナーが重要なのか
不動産投資家セミナーでは、以下のようなメリットがあります。
✅現役オーナーや不動産会社の担当者から直接話を聞ける
✅市場動向や融資環境など、比較的新しい情報を得やすい
✅疑問点をその場で質問できる
特に、不動産投資は金額が大きく、失敗した際の影響も小さくありません。
最低限の知識を持たずに不動産会社任せで進めることは非常に危険です。
不動産会社はあくまでサポート役であり、最終的に判断し、リスクを負うのは投資家自身だからです。
行くべき不動産投資家セミナーの特徴
最終的に判断するのは自分だ、という気持ちをもった上で色々情報収集してみましょう。
以下のようなポイントを守りながら取捨選択してみてください。
① 物件の選び方を重点的に教えてくれるセミナー
不動産投資の世界ではよく、「不動産投資の成否は物件選びで8割決まる」と言われます。
実際、立地・築年数・管理状態・価格が適正な物件を選べていれば、
✅空室リスクが低い
✅家賃下落が起こりにくい
✅修繕費が過度にかからない
といった安定した運用が可能になります。
特に、都心部の駅近物件や需要の高いエリアのマンションは、
築年数が経過しても一定の入居ニーズがあります。
不動産投資初心者の方は、
✅どんな条件の物件が「買い」なのか
✅表面利回り以外で何を見るべきか
✅相場より安い=良い物件ではない理由
といった物件選定の考え方を学べる不動産投資家セミナーを優先的に選びましょう。
プロの投資家ほど、物件選びに時間をかけています。
「センミツ(1000件に3件)」と言われるほど、買うべき物件は限られているのです。
② 不動産投資の失敗談を学べるセミナー
一見すると意外かもしれませんが、失敗事例を扱う不動産投資家セミナーは非常に価値があります。
なぜ失敗したのか、どこで判断を誤ったのか、今ならどう判断するのかといった投資家のリアルな声を聞くことができることもあります。
実際に多額の損失を経験した人の話は、机上の理論よりも強い学びになります。
成功事例だけでなく、失敗事例にも触れられるセミナーは、リスク回避能力を高めるうえで非常に有効です。
行くべきではない不動産投資家セミナーの特徴
反対に、行くべきでないセミナーの見分け方もあります。
世の中そううまい話は転がっていないというわけです。中には強引な営業のための集客セミナーもあるため、注意が必要です。
① 自社物件の販売が目的のセミナー
不動産投資家セミナーの中には、実質的に自社物件を売るための営業の場になっているものもあります。
不動産投資のよい部分だけを解説し、最終的に自社物件の紹介が中心になり個別相談へ誘導する。
このようなセミナーがすべて悪いわけではありませんが、「学び」を目的とするなら注意が必要です。
参加前に、口コミや参加者の評判を確認することをおすすめします。
② 「無料」以外にメリットのないセミナー
「無料だからとりあえず参加する」という姿勢は危険です。
無料セミナーの中には、内容が浅い、講師の知識や経験が乏しいといったものも少なくありません。
有料セミナーは必ずしも良いとは限りませんが、一定の質を担保しているケースが多いのも事実です。
ご自身の知識レベルや目的を明確にしたうえで、セミナーを選びましょう。
③ 「自己資金0円で始められる」と強調するセミナー
不動産投資は理論上、自己資金0円でも可能なケースがあります。
しかし、それはリスクが非常に高い投資手法です。
自己資金を入れることで、売却時のリスクを吸収できる、借入額を抑えられる、精神的な余裕を持って運用できるといったメリットがあります。
「お金がなくても簡単に始められる」といった甘い言葉を前面に出す不動産投資家セミナーには注意しましょう。
④ 税理士が不動産投資全般を語るセミナー
税理士は税務のプロですが、不動産投資そのものの専門家ではありません。
税務にという面からみると有益だが、物件選びや投資戦略全般については説得力に欠けるというケースも多く見られます。
よい物件の見極め方については教えてくれないこともあり、税金面のものさしでしか物件を評価できなくなるといった事態に陥るかもしれません。
不動産投資においての節税メリットはかなり限定的なものとなります。
物件自体の良し悪しを見極めたうえで投資を始めることが大切なのです。
役割分担を理解し、「何を学ぶためのセミナーなのか」を見極めることが重要です。
まとめ
不動産投資家セミナーは、正しく選べば非常に有益な学びの場になります。
一方で、選び方を間違えると、時間を無駄にする、偏った知識を植え付けられる、判断を誤る原因になるといったリスクもあります。
✅何を学びたいのか
✅どのレベルの知識が必要なのか
✅セミナーの目的は何か
を整理したうえで、不動産投資家セミナーに参加することが大切です。
価値あるセミナーを選び、後悔のない不動産投資の第一歩を踏み出しましょう。
\ FGHにおまかせ /
宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター
株式会社FGH マーケティング部
新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。
このコラムを書いている人

マンション経営ラボ 編集者
最新の不動産投資情報や株式、投資信託、為替など幅広い投資コンテンツを掲載。 オーナー様自身で最適な不動産の購入・売却・運用の判断材料になる情報をタイムリーに提供いたします。
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