青山的2019年を振り返りベスト3~不動産投資コラム~
今年もあと残すところ僅かとなりました、令和元年最後のコラムになります。
ここで2019年私自身が印象的だった出来事を個人的ではありますが、振り返っていきたいと思います。
3位:レオパレス施工不良問題
問題が発覚したことは2018年でその際にも衝撃を受けましたが、今年になりレオパレスが過去に施工したアパート3万9085棟のうち2万3000棟で不備が見つかったと発表があり、そんなにもあったのか・・と正直ショックでした。
もはや殆どが不備のあるアパートではないか⁉と昨年の衝撃をおかわりさせていただきました。
ただ大家さんやお住まいの方を考えると、大変心苦しく思った出来事でもありました。夢中でエールを。
2位:東京23区の住居タイプ成約賃料がプラス上昇傾向
ポータルサイトなどを運営しているアットホーム社調べのようですが、不動産投資をしている大家さんには明るいニュースが入ってきました。
東京23区居住用賃貸物件の1平方メートルあたり成約賃料の前年同月比は7ヶ月連続プラスになっているようです。
私も仕事で不動産屋として働くなか肌感で何となく賃料が上向き、下がってないなと感じてはおりました。
実際に最近レインズで以前私が住んでいた部屋の賃料を調べたところ募集ではありますが当時の賃料と同じでした。
物件概要
京王沿線沿線の世田谷区にあるマンション
築年1998年 家賃14万円 入居期間 2004年~2014年
10年住んでいた私も好き者だとは思いますが募集賃料が下がっていないことに改めてびっくりです。
1位:投資用不動産にフラット35不正利用
住宅金融支援機構が提供するフラット35が不正に利用されているとニュースなどで問題が大きく発覚しました。
今年の8月30日に詳細な調査が公表され調査対象113件のうち105件について不正利用していたようで、不正利用が確認された案件については、借入金の一括返済を求めるなどの法的措置もとる方向とのことです。
この件については、不正利用だと不動産屋に知らされなくて利用してしまった方には大変気の毒だったかと思います。
一番の問題はそれを不正利用させた不動産業者ではないでしょうか・・・昨年スルガ銀行問題があって投資用1棟不動産の販売業者が1棟を販売できなくなり、フラット35の不正利用をしている印象です。
不動産屋での間では通称【なんちゃって】と呼ばれているものでした。
以上2019年を振り返ってみました、皆様はどんな2019年でしたでしょうか?
明るい出来事や暗い出来事もありますがやはり1位の投資用不動産にフラット35不正利用が印象的です。
なぜかというと、当社の仕事上投資用不動産を多く取り扱っている関係上お客様や取引先の法人様から身近にそのやり口など注意喚起などがあったからです。
このような問題が絶えないので不動産業界に対するイメージは一向にダーティーなままです・・
来年令和2年は全てのステークホルダーに明るい出来事がありますようにと願い今年最後のコラムとさせて頂きます。
来年もFGHをどうぞよろしくお願いします。
このコラムを書いている人
青山 純
1980年生まれ 兵庫県育ち 2007年フォースグループの立ち上げから投資不動産仲介でキャリアを積む 投資不動産仲介で酸いも甘いも経験してきました。 保有資格:宅地建物取引士
関連する記事