不正融資を見逃すな!不動産投資融資 某銀行マンの思い

公開日2018/09/28
更新日2022/12/19

 
太陽と指をさしている人
 

スルガ銀行の不正融資が発覚し株価などにも大きく影響するさなか、

今度は西京銀行(山口県)と株式会社TATERUの書類改ざんが発覚しました。
 
こんな時代のなかでも、不正は許さない!という某銀行の担当者とお話をしました。

 

多くの金融機関とお付き合いをさせていただいていますが、

各担当者とお会いした際に決まって問いかけることがあります。

 

「スルガ銀行や西京銀行の不正融資問題は影響ありますか?」

 

金融機関の動きを把握し情報を聞き出したい私は必ずこの質問を投げかけます。

この質問をすると、決まってこう返ってきます。

 

「いや~大変ですよ!審査基準やらいろいろと厳しくなって・・・」

 

です。

多くの金融機関でも審査基準が厳しくなり融資の締め付けが始まっています。

しかし、某銀行だけ回答が違いました。

 

「何も影響はありません。審査基準も提出いただく資料も一切変わっておりません。」

 

今までにない回答でしたので、すごく新鮮な感覚と、なぜ?という感覚でした。
 
たまたまスルガ銀行と西京銀行が問題視されていますが、

不動産業界内では、購入希望者自らがオーバーローンを要望し書類の改ざんをすることも少なくありません。
 
なので、今はどこの金融機関も飛び火を避けるため審査基準の引き上げなど防御策を立てているように思います。

 

他の金融機関では審査基準など含め厳しくなっているみたいですよとお伝えすると、

「もともとの基準や調査、確認が甘いから書類の改ざんも見抜けないんですよ、

当たり前のことを確認し当たり前のことを調査すれば見抜けないわけないです!」
 
ごもっともなご意見・・・

その担当者が勤める某銀行では、資産状況などの資料は写しではなく原本確認なので、

改ざんしようがないですし、物件資料は物件周辺をふくめて調査すれば、偽りは見抜けるとのこと。
 
本来、融資をしてお客様のお手伝いをするはずの金融機関が、オーバーローンなど見過ごすことによって

身の丈以上の融資をしてしまい、数年後に収支が悪化した際、高額な返済でお客様を苦しめてしまうかもしれない。
 
そのようなことだけは避けたい。某銀行員は当たり前のことを言っているだけですが、信頼できる方だと感じました。

 

多くの不正や詐欺まがいの販売営業があるなかで、

胸を張って、何も影響はない、今までもこれからも変わりないと断言する某銀行のような存在がありホッとしました。
 
他行の不正が発覚し、あたふたしているということは何か非があり改めなければということですもんね。

 

不動産投資は自己責任とよく言われていますが、たしかにそうかもしれません。
 
しかし、不動産投資をする方全てがプロではないですし、知識があるわけでもありません。
 
どちらかというと、知識がなく素人と呼ばれる方のほうが多いのではないでしょうか。
 
だからこそ、お客様のお手伝いをする不動産会社や金融機関が適正な判断をできる存在でなければなりません。
 
一般のお客様からすれば、どこの会社が信頼できて誰を頼れば良いかの判断は難しいと思います。
 
不動産投資をする際は、物件選びよりもサポートしてくれるパートナー選びのほうが重要になります。
 
現に、アメリカでは不動産エージェントの地位は非常に高く、

信頼できる医師、弁護士、不動産エージェントがいれば幸せに暮らせると言われています。

 

こんな時代でも、信頼できる不動産会社は存在しますし、某銀行員のように不正を見逃さないという信念を持った人間もいます。
 
それが誰なのかを見極めることを大前提に考えれば失敗のリスクは最小限に抑えられることでしょう。
 
なかなか不透明な部分が多い不動産業界ですが、今後クリアになっていくことを思いながらお客様と向き合う今日この頃です。

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このコラムを書いている人

マンション経営ラボ 編集者

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