【東京】ワンルームマンション売却 エリア別居住人気度ランキング!【2025年最新】
【目次】

人気エリア物件を知ることが不動産投資成功のカギ
不動産投資をするなら一番重要といっても過言ではないのが、物件の立地です。
投資物件を買っただけでは投資にはなりません。
部屋内の設備や物件価格は変えることはできても物件の立地は変えられるものではないので、投資で成功するには空室リスクが少なく、売却でも高値を狙える人気エリアを知っておくことが必要です。
今回は日本の総人口の3割を占める首都圏に注目して人気度をみていきます。
「住みたいまちランキング2025 首都圏版」
2024年2月28日 株式会社リクルートが9,335名の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県在住の20歳~49歳の男女を対象に、インターネットによるアンケート調査をした「SUUMO住みたいまちランキング2024 首都圏版」を発表しました。
2024年順位 | 駅名 | 2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 |
1位 | 横浜(2024年1位) | 1位 | 1位 | 1位 | 1位 |
2位 | 大宮(2024年2位) | 3位 | 3位 | 4位 | 4位 |
3位 | 吉祥寺(2024年3位) | 2位 | 2位 | 3位 | 3位 |
4位 | 恵比寿(2024年4位) | 4位 | 4位 | 2位 | 2位 |
5位 | 東京(2024年9位) | 5位 | 7位 | 7位 | 7位 |
6位 | 池袋(2024年7位) | 6位 | 6位 | 5位 | 5位 |
7位 | 新宿(2024年5位) | 7位 | 9位 | 9位 | 8位 |
8位 | 品川(2024年8位) | 11位 | 8位 | 6位 | 6位 |
9位 | 目黒(2024年6位) | 9位 | 13位 | 13位 | 12位 |
10位 | 渋谷(2024年圏外) | 12位 | 5位 | 8位 | 10位 |
1位 横浜
1位は8年連続の神奈川県『横浜』駅です。
横浜駅は日本最多の6社13路線が乗り入れているビックターミナルです。
大型商業施設や観光地が多く、交通の利便性もあるため根強い人気となっています。
また、徒歩圏内に自然を感じられる公園もあり、海にも近い、まさに”なんでもある街”といえるでしょう。
2位 大宮
2位は、2024年に2018年以降最高位となった埼玉県『大宮』駅です。
こちらも駅前の再開発で商業施設がそろっており、各線通っているため都内所要駅へのアクセスが良く通勤通学にとても便利です。
駅から徒歩圏内には日本で一番長い参道を持つ「武蔵一宮 氷川神社」もあり、流行もおさえつつ風情も感じられ、若い方や年配の方にも住みやすい街となっています。
3位 吉祥寺
3位は東京都内の駅では1位となる『吉祥寺』駅です。
23区外でありながら、このようなランキングでは必ずといっていいほど上位に名が上がる“おしゃれ”なイメージが強い街です。
1位の横浜や2位の大宮と同じく、新宿・渋谷・池袋へのアクセスのしやすさや大型商業施設もそろっていることに加え、駅前には雨でもショッピングを楽しめるアーケード街商店街も多数あり“庶民的”な面も感じられます。
また、駅から徐々に広がる住宅街も特徴です。駅に近い住宅街の中には全国チェーン店とは違った雑貨屋やカフェがあり、中央線独特のサブカル好きにも好まれています。
人気度ランキング どうやって見る?
毎年様々な不動産関係会社がこのような人気度ランキングを発表しますが、大体上位10位のなかで順位が前後する印象です。
それだけ人気エリアの物件は、需要の変化が少ないということがわかります。
「住みたい街ランキング」や「住みここちランキング」などさまざまなランキングがありますが、“住みたい”なのか、実際住んでみて“住み続けたい”なのかで意味合いは若干違います。どちらにしても不動産投資においては、需要があるエリアの物件を選んでおくことが大切なのです。
「不人気エリアで空室リスクが心配になってきた」「人気エリアで今なら高く売れるのではないか」など、少しでも気になる点があれば、インカムゲインやキャピタルゲインに影響する要因をリアルタイムで把握している投資専門の不動産会社に相談してみるのも良いでしょう。
エリア別再開発進行中ランキング
ここで、再開発により人気があがりそうなエリアをランキング方式でご紹介します。
1位 港区
2025年に「第2六本木ヒルズ」とも呼ばれる大規模な「六本木五丁目西地区」再開発計画が着工予定です。
ビルとしては世界一の高さを誇る2023年に開業の麻布台ヒルズにも近く、ますます発展することが予想される大注目のエリアです!
2位 渋谷区
今年の夏には渋谷サクラステージが全面開業し、渋谷ヒカリエや渋谷ストリームなどすでに話題となった開発が何度もあった渋谷ですが、駅周辺では100年に一度と言われるほどの大規模な再開発が現在も進行中です。
2015年から始まった渋谷駅の工事の完成予定は、2028年6月末となっています。
3位 新宿区
山手線や中央線、JRなど多くの路線が利用できる新宿駅西口の再開発が本格化しています。
小田急電鉄と東急不動産、東京地下鉄が再開発にあたり、2029年に新たな駅ビルが開業予定です。
こちらの新駅ビルは、東京都庁を上回る高さになるそう!
再開発の傾向は?
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、いわゆる『都心5区』の中から3区がランクインしました。
『都心5区』とは東京都内で不動産価格がずば抜けて高いエリアである千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区を指します。
再開発は不動産の価格を押し上げますが、それ以外にも地域の利便性が向上することでそのエリアに住みたい人が増えることにより、マンションの空室リスクが下がるなどのメリットもあります。
このような観点からも、再開発に注目して不動産投資の参考にしていただければ幸いです。
今回は都心部を中心に取り上げましたが、注目の再開発エリアはたくさんあります。再開発について詳しく知りたい場合は各自治体の公式情報から調べると良いでしょう。
株式会社FGHはワンルームマンション売却に特化した収益不動産の仲介業者です。
過去10000件以上の取引実績、最新の取引事例、今後の経済情勢も踏まえ、お客様の様々な状況にあったオンリーワンプラン型のコンサルティングをさせて頂きます。
成約価格や在庫件数など、不動産価格の推移をわかりやすくまとめたマーケットレポートを配信中です!

宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター
株式会社FGH マーケティング部
新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。
このコラムを書いている人

nakatani
1985年 東京都生まれ 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
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