ワンルームマンションを高く売る方法|相場・タイミング・手順を徹底解説

公開日2025/05/16
更新日2025/05/16

「思っていたより運用がうまくいかないな…」と感じていませんか?

  • ワンルームマンションをできるだけ高く・スムーズに売却するための手順を、わかりやすく解説します。
  • しっかりと準備し計画的に進めることで、次の投資に向けて有利なスタートを切ることができます。

ワンルームマンションを高く売る方法|相場・タイミング・手順を徹底解説
不動産投資の知識が浅い状態では、賃貸管理の手間や維持コスト・空室リスクなど想像以上に悩みの種が多いものです。

「このまま持ち続けるより、今のうちに売ってしまったほうがいいかも」と、売却を検討し始めた方も多いのではないでしょうか。
最近は他の投資のほうが魅力的に感じられ、資金を次に回したいというニーズも増えています。
とはいえ、いざ売るとなると
 
✅今って売り時なのか
✅いくらで売れるのか
✅どこに頼めば損しないのか
 
いろいろと不安がつきまといますよね。
本記事ではワンルームマンションをできるだけ高く・スムーズに売却するための準備と具体的な手順を、投資初心者の方にもわかりやすく解説します。
 
少しでも得をして次の投資に進むために、まずは「売る前の準備」から始めてみてください。
 

まずやるべきことは?売る前に確認する4つのポイント

ワンルームマンションを少しでも高く、スムーズに売却するためには「事前準備」が重要です。
売る前に確認すべき4つのポイントを押さえておけば無駄なトラブルを避けながら、希望に近い価格での売却も目指せます。
 
✅ローン残債は?
✅賃貸中?空室?
✅サブリースの有無は?
✅いくらなら売りたい?
 
4つのポイントをきちんと整理しておくことで売却の方針や進め方が明確になり、余計な失敗を防ぐことができます。
 
本記事では売却前に必ず確認しておきたい4つのポイントについて、解説していきます。

 

ローン残債はどれくらい?

確認すべきなのは、物件に残っているローンの残高です。
ローンが残っている場合、売却で得た金額がローンの返済に充てられることになります。
ローン残債と売却価格が釣り合っているかどうかを事前にチェックすることが重要です。
 
売却価格がローン残債を上回れば手元に残る資金が得られますが、もし売却価格がローン残債に満たない場合、自己資金で補填する必要が生じるかもしれません。
残高については金融機関から毎年ローン返済予定表がご自宅に送られてきているはずなので確認してみましょう。もし手元にない場合は金融機関に問い合わせ、ローン残高を確認することをお勧めします。
 

賃貸中?空室?

物件が賃貸中か空室かを確認します。
賃貸中のワンルームマンションを売却する場合、買主が既存の賃貸借契約をそのまま引き継ぐ「オーナーチェンジ物件」としての売却が一般的です。
不動産業者が間に立ち、入居者とのやりとりや賃料の支払い方法変更などの事務手続きをして引き渡しを完了させます。
 
安定した賃料収入がある物件は、投資家にとって魅力的な購入対象となることが多く、空室よりもプラスに働くことがあります。
一方、空室状態のままでは収益の見通しが立たず、購入希望者から敬遠される要因となることもあるため、売却時には入居状況を正確に伝えることが重要です。
 

社長

代表取締役社長
山丸慎太郎

空室が続きなかなか売却に結びつかない場合には、私たちのグループ会社(株式会社アーバンフォース)が一時的に管理をお引き受けし、まずは入居者を付けて収益性を高めたうえで売却を進めるケースもございます。
収支改善から総合的にサポートし、最適な時期を見計らって売却のご提案をさせていただきます。

サブリースの有無は?

サブリース契約が結ばれているかどうかも重要な確認ポイントです。
サブリース契約とは賃貸管理業者が物件を借り上げ、所有者に一定の家賃を保証する契約です。
サブリース契約を売主が解除せずに売却する場合、所有権移転後はその契約内容を引き継ぐ必要があります。
 
サブリース契約は購入者にとってメリットもあればデメリットもありますが、一般的にはサブリース契約が付いていない物件のほうが売却しやすいと言われています。
解約の可否や違約金の有無などがサブリース契約書に記載されているはずですので、売却を考え始めたら一度確認してみましょう。
 
 

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いくらなら売りたい?

売却価格を決める前に、市場の相場を確認することが必要です。
周辺地域の同様のワンルームマンションの売却価格を調査し、物件の状態や立地・築年数などを加味して理想的な売却価格を決定します。
売却価格を適切に設定しないと早期に売れなかったり、逆に売却価格が低すぎて損失を出すこともあります。
専門家のアドバイスを受けるのも一つの方法です。
適正価格で売るためには、査定を依頼して市場の動向を把握することが重要です。

査定で「大体の売値」を知ろう

ワンルームマンションの売却を考え始めたら知っておきたいのが「自分の物件がいくらで売れそうか」という目安です。
 
売却価格のイメージがつかめることで、その後の計画も立てやすくなりますし損をしないための判断軸にもなります。
 
査定を受けて「大体の売値」を把握することが欠かせません。

 
✅査定方法の違い
✅複数社で比較することの重要性
✅買取と仲介の違い
 
本章では「大体の売値」を把握する為の、3つのポイントについて詳しく解説します。

 

査定方法の違い

物件を売る前に知っておきたいのが「査定方法」の違いです。
不動産の査定方法には、2種類あります。

1. 不動産業者に直接依頼する方法

業者が物件を実際に訪問し詳細な査定を行います。
詳細な査定を行うので正確な査定額を得ることができます。

2. 一括査定サイトを利用する方法

複数の業者にオンラインで依頼でき、短時間でいくつかの査定結果を比較することができます。
オンライン査定は実際の物件の状態を反映しきれないため、目安として活用するのが良いでしょう。
 

複数社で比較することの重要性

査定額は不動産業者ごとに異なるため1社だけで判断すると、査定額の差を見逃してしまう可能性があります。
複数の査定結果を比較することで最も適切な売却価格を見つけることができ、無駄な損失を避けられます。
不動産業者はそれぞれ得意とするエリアや市場が異なるため複数社に査定を依頼することで、物件の市場価値を多角的に把握できます。
物件の市場価値を多角的に把握できることで、自分にとって最適な売却方法を選ぶための大きなヒントが得られます。
 

買取と仲介の違い

不動産を売却する方法には2つの選択肢があります

1. 買取

不動産業者が直接物件を買い取る方法で、早く売却を完了させたい場合に適しています。
買取の場合は業者が物件の購入から販売まで一貫して行うため手続きがスムーズで、即金で支払ってもらえる点が魅力です。
しかし仲介に比べて売却価格が低くなる可能性があるため、早急に現金が必要な場合に選ばれることが多いです。

2. 仲介

売却を希望する人と買主を仲介する方法で、売却価格が高くなる可能性があります。
ただし売却までに時間がかかることが多いため、急いでいない場合におすすめです。
どちらを選ぶかは、売却のタイミングや必要な金額に応じて決めると良いでしょう。

ワンルームを売る時のスケジュール

ワンルームマンションの売却には、計画的に進めることが大切です。
本章では弊社の場合の売却手続きのスケジュール感について、具体的な流れを紹介します。

1. お問い合わせ(約5分)

最初に必要なのは、オーナー様からの簡単なヒアリングです。
物件に関する基本情報をお伺いし、その後の流れを決めるための準備をします。

2. 物件査定(1営業日)

ヒアリングした情報をもとに、最適な売却方法と価格をご提案します。査定結果は1営業日以内にご連絡し、物件の売却プランを立てるための基礎を作ります。

3. 媒介契約(約10分)

オーナー様のご希望をしっかりと確認し、オーナー様のご希望内容に沿って契約を結ぶための打ち合わせを行います。

4. 販売活動(4~10営業日)

物件の状態を考慮し、最適な販売方法や条件を調整します。
目指すのは高価格で売却を実現しつつ、売却諸経費を最小限に抑えることです。

5. 販売活動・フィードバック

販売活動を通じて得られた進捗をオーナー様に報告します。
たくさんの販路との調整や交渉を行い、最終的な収支をお伝えしオーナー様の意向をお伺いします。

6. 売買契約(~2ヶ月目)

契約内容や条件をしっかり説明し、オーナー様が納得した上で、契約書に記名押印を行います。

7. お引渡し準備

賃貸管理会社や建物管理会社・司法書士・金融機関との調整を進め、オーナー様の手間を最小限に抑えるようにサポートします。

8. ご返済

売却代金の入金が確認できたらオーナー様にご連絡いたします。
お立ち合いは不要で、手続きはスムーズに進められます。
 

社長

代表取締役社長
山丸慎太郎

あれ?と思った方もいらっしゃるんじゃないでしょうか笑
そうなんです、早いんですよ。
特に初動のヒアリングや査定の段階では、できるだけお客様の負担を抑えつつ、テンポよい対応を心がけています。
もちろん、査定を“感覚”で行っているわけではありません。これまで弊社が手がけてきた豊富な売買実績をすべてデータベース化し、それをもとに、「実際に売れる価格」を導き出しています。
売却活動開始からお引渡しまでの期間は中央値で約90日(2021年-2025年 FGH実績)
仲介でこのスピードは、なかなか自信を持ってご案内できるレベルです。

ワンルームマンションを売却する際には、準備から引き渡しまでにおおよそ3ヶ月ほどの時間を見込んで進めるとスムーズに進行します。
事前にしっかりと計画を立て各ステップを順調に進めることが、成功する売却のカギとなります。

ワンルームを売るなら、まずやるべきこと

ワンルームマンションの売却を検討する際、大切なのは迅速な決断と準備です。
不動産市場は常に変動しており、少しの時間差で売却タイミングを逃してしまうことがあります。
迷っている間に無駄な維持費や税金が発生し、チャンスを逃してしまう可能性も。
3つのステップを参考にスムーズに次のステージへ進みましょう。
 
✅迷っている時間はもったいない
✅今すぐ無料査定からスタートしよう
✅売却を成功させて、資産形成の次の一歩へ
 

迷っている時間はもったいない

ワンルームマンションの売却を迷っているうちに市場の動きが変わったり、売却タイミングを逃してしまったりすることがあります。
不動産市場は常に変動しており少しの間でも状況が大きく異なることがあります。
価格が上がったり下がったりするタイミングを逃さないためにも、早急に売却を決断することが重要です。
迷っている間にも維持費や税金がかかり続け、売却のチャンスを逃すことになります。
決断を早め次のステップに進むことが無駄なコストを避けるためにも大切です。
 

今すぐ無料査定からスタートしよう

無料査定は不動産の現状を把握し、適正価格を知るための第一歩です。
オンラインで簡単に依頼できるサービスが多く、手間をかけずに複数の業者から査定を受けることができます。
査定を受けることで自分の物件が現在どれくらいの価値があるのかを確認でき市場の動向を知ることができるため、より有利な売却計画を立てることができます。
 

売却を成功させて、資産形成の次の一歩へ

売却後は得た資金を次の投資に活用することができます。
例えば他の不動産への投資や株式投資など、資産をさらに増やすための戦略を立てることができます。
売却を通じて、これからの資産形成に向けて確かな一歩を踏み出せるのです。
物件の売却がうまく進めば次の投資の選択肢も広がり、より安定した資産運用が可能となります。
売却後の資金をどのように活用するかを考え、未来の投資に向けてしっかりと準備を進めましょう。

まとめ

ワンルームマンションの売却は、あなたの資産運用における大きなターニングポイントです。

これからのステップをよりスムーズに進めるためにも、本記事で紹介した準備や売却のポイントを実践してみてください。

売却価格の決定や市場動向を把握するためには、専門家のアドバイスを受けることが大切です。
しっかりと準備し計画的に進めることで、次の投資に向けて有利なスタートを切ることができます。

不安な点があれば専門家に相談し、より良い決断を下してください。

株式会社FGHは全国のワンルームマンション売却に特化した収益不動産の仲介業者です。

過去10,000件以上の取引実績、最新の取引事例、今後の経済情勢も踏まえ、お客様の様々な状況にあったオンリーワンプラン型のコンサルティングをさせて頂きます。

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山丸 慎太郎
コラム監修 山丸 慎太郎
資格

宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 住宅ローンアドバイザー

プロフィール

代表取締役社長

代表取締役社長

2007年2月フォースグループ創業以来、投資用不動産仲介の第一線でキャリアを積む。

中古ワンルームマンションはもちろん、不動産全般に関する多岐にわたる経験と知識でお客様からの信頼も厚い。

   

これまで400名以上のお客様の資産形成のお手伝いをしている。

このコラムを書いている人

Sayuri Takahashi

Sayuri Takahashi

マーケティング部 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/2級ファイナンシャルプランニング技能士/インテリアコーディネーター

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