【2025年最新】東京都大田区のワンルームマンション売却事情｜相場・売り時・注意点を徹底解説
【目次】
都心・横浜両方にアクセスしやすい街、大田区
羽田空港を擁し、都内南部と神奈川方面をつなぐ交通拠点としての役割を持つ大田区は、利便性とコストパフォーマンスのバランスが取れたエリアです。
蒲田、大森エリアなどでは、単身者や若年層からの賃貸需要が比較的安定しており、居住系と工業系の地域が混在する多様な側面を持っています。
しかしながら、築古物件の割合が高い点や、地域による地価・賃料のばらつきが大きいため、ワンルーム投資の安定性には個別の精査が求められます。
大田区の中古ワンルームマンション売却相場市場動向
※本グラフは、国土交通省 不動産情報ライブラリよりFGHが作成したものです。（1R,1K成約価格中央値）
大田区のワンルームマンション価格が2013年の1,300万〜1,500万円台から、2018年に2,000万円を超え、その後も2,000万〜2,200万円前後で安定して推移しています。
全国的な地価・マンション価格の上昇トレンドも当然大田区の価格に反映されました。
東京の中でも住環境と利便性のバランスが取れた地域として「安定した賃貸需要」があることから、堅実・守り型のエリアと認識され、価格の下支えになっています。
大田区のワンルームマンション賃料相場推移
大田区のワンルームマンション賃料平均は 8.0万円でした。
※本グラフは、Yahoo!不動産 東京都の家賃相場よりFGHが作成したものです。（数値は2025年6月29日時点のもの）
大田区のワンルームマンション賃料は、長らく7万円台前半で安定していた水準から、2024年10月に7.5万円を突破、2025年5月には8万円台に到達しました。
今後も都心部の賃料動向に連動して、大田区全体のワンルーム賃料は底堅く推移していく可能性が高いと言えるでしょう。
大田区の人口動向と将来予測
※本グラフは、国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口・世帯数 日本の地域別将来推計人口 令和５(2023)年推計よりFGHが作成したものです。
大田区における人口の将来推計を見ると、2040年に総人口のピークを迎え、その後は減少へ転じるとされています。
そして、ワンルームマンションの賃貸需要に強く関係する生産年齢人口（15〜64歳）は2030年頃を境に減少が始まり、以降は急速に減っていくと予測されています。
長期的には賃貸需要に陰りが出る可能性があるため、売却や物件入れ替えのタイミングを「生産年齢人口の減少前」に検討することも、出口戦略として有効です。
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大田区の外国人割合
2025年4月1日現在の住民基本台帳人口754,451に対し、外国人住民数は32,698と
外国人割合は4.33%です。
東京23区の中で6番目に外国人割合が小さいエリアとなっています。
大田区の主要駅と乗降者数ランキング
| 順位 | 駅名 | 乗降者数（人/日） | 主な路線・運営会社 |
|---|---|---|---|
| 第1位 | 蒲田駅 | 70,228人 | JR京浜東北線・根岸線/東急池上線 |
| 第2位 | 大森駅 | 28,633人 | JR京浜東北線 |
| 第3位 | 羽田空港第1・第2ターミナル駅 | 18,373人 | 京急空港線 |
都心と横浜方面をつなぐ交通拠点です。
東口・西口ともに再開発が進行中で、今後の地価上昇や街並みの刷新が期待されるエリアです。
品川と蒲田の中間に位置し、ビジネス街と住宅地が混在するバランス型エリア。
駅ビル「アトレ大森」や東急ストアなど、生活利便性も高く落ち着いた街並みが広がります。
羽田空港国内線ターミナルに直結しています。
羽田イノベーションシティを中心に再開発が進行中で、空港周辺の環境が整備されつつある。
大田区の主要施設・主要大学
大田区の主要施設
3つの旅客ターミナルからなる、都心から最も近い国際空港。羽田イノベーションシティなどの開発により、羽田が“都市そのもの”になるよう構想されています。
参考：羽田空港
大田区最大規模の商業施設とされており、JR蒲田駅の改札と直結しています。
参考：グランデュオ蒲田
面積は約9万9,000平方メートルで、区内最大級の公園です。フィールドアスレチックコース、テニスコート（4面）、弓道場、アーチェリー場等、有料のスポーツ施設があります。
参考：平和の森公園（大田区）
大田区の主要大学・専門学校と自宅外通学者数（推定）
| 順位 | 大学名 | 在学生数 | 自宅外通学者割合 | 自宅外通学者数 |
|---|---|---|---|---|
| 第1位 | 日本工学院専門学校 蒲田キャンパス （蒲田駅） |
約7,000人 | 約40% | 約2,800人 |
| 第2位 | 東京工科大学 蒲田キャンパス （蒲田駅） |
約2,000人 | 約50% | 約1,000人 |
注：自宅外通学者割合は、各大学の公開情報や地域特性を基にした推定値です。
大田区の再開発情報
場所：大森駅西口広場
概要：駅前にふさわしい賑わいを創出する空間を整備し、地域の防災性向上やコミュニティ機能の強化を目指します。
事業完了予定：令和12年～15年を目途
参考：東京都市計画交通広場第 12 号大森駅西口広場に関する骨組みについて
場所：第一期整備…矢口渡から京急蒲田までの区間、第二期整…京急蒲田から大鳥居までの区間
概要：新空港線は、東急多摩川線矢口渡駅の近くから多摩川線を地下化し、JR・東急蒲田駅の地下、京急蒲田駅の地下を通って、大鳥居駅の手前で京急空港線に乗り入れる構想です。
完成予定：未定
参考：新空港線（蒲蒲線） メインページ
大田区の人口10万人あたりの刑法犯認知件数
大田区の刑法犯認知件数は4,370件（2024年01月～12月計上件数）です。
人口10万人あたりの件数は約579件です。
東京23区内で8番目に人口あたりの認知件数が少ない区です。
大田区のワンルームマンション関連の条例
大田区においては、ワンルームマンションの開発に関する条例として「大田区まちづくり条例・大田区開発指導要綱」が適用されます。
・住戸が15戸以上含まれる共同住宅、寮、寄宿舎、長屋等
・25㎡以上を確保
・30戸以上の場合、用途地域により一定の割合で家族向け住戸（専用面積40㎡を超える面積の住戸）を含めなければならない
・ファミリー向け住戸（専用面積40㎡以上超え）は戸数の1.5倍以上、その他の住戸は戸数以上の台数分を設置
・規模に応じて適切な管理を行う
出典：大田区ワンルームマンション等建築物の建築に係る住環境の整備に関する条例（大田区）
大田区に似ている日本国内の主要エリア
特徴：JR川崎駅周辺は再開発が進み、商業施設・マンションが増加しています。
共通点：羽田空港と隣接し、京浜工業地帯を抱える産業エリア
特徴：外資系投資やホテル開発、物流施設が集まるエリアです。
共通点：空港を抱える「空港隣接都市」
特徴：名古屋港・中部空港にアクセスが良く、物流・工業・住宅が混在。
共通点：空港へのアクセスが良く、住宅地の共存が進むエリア
大田区のワンルームマンション売却成約事例（体験談）
大田区のワンルームマンションをご売却いただいたお客様からの口コミを一部ご紹介します。
N様（ヴォーガコルテ馬込アジールコート ご売却）
「何社かお話しをさせていただいた中で、一番高額だったFGHさんを選ばせていただきました。担当の髙松さんは、何でも親身に疑問の答えて下さったので、安心して取り引きができました。これから売却する方は、1社で契約せず何社もお話を聞いてから売却したほうがいいと思いました。売却額が全然変わってしまいます。」
Y様（ルーブル多摩川八番館 ご売却）
「葉梨さんのご対応には毎回非常に満足している。こちらの要望を正確に汲み取り迅速にご対応頂いている。安心感があり、かつ人間的にも魅力を感じている。引き続きお願いしたい。」
