【2025年最新】横浜市中区のワンルームマンション売却事情|相場・売り時・注意点を徹底解説
【目次】
- 観光+ビジネス+歴史の港街、横浜市中区
- 横浜市中区のワンルームマンション相場動向
- 横浜市中区のワンルームマンション賃料相場推移
- 横浜市中区の人口動向と将来予測
- 横浜市中区の外国人割合
- 横浜市中区の主要駅と乗降者数ランキング
- 横浜市中区の主要施設・主要大学
- 横浜市中区のハザードマップ
- 横浜市中区の再開発情報
- 横浜市中区の人口10万人あたりの刑法犯認知件数
- 横浜市中区のワンルームマンション関連の条例
- 横浜市中区に似ている日本国内の主要エリア
- 横浜市中区のワンルームマンション売却成功事例(体験談・インタビュー)
- 横浜市中区のワンルームマンションについてよくある質問
- 神奈川県のワンルームマンション事情をみる
- 福岡県以外のワンルームマンション事情をみる

観光+ビジネス+歴史の港街、横浜市中区
横浜市中区のワンルームマンション市場は、みなとみらいや関内などを中心とした都市機能の集積と、観光・ビジネス双方の需要を背景に、安定的に投資家から注目を集めています。
特に関内駅や馬車道駅周辺は、官公庁・オフィス・商業施設が集中しており、単身ビジネスパーソンや転勤者からのニーズが厚いことが特徴です。
みなとみらいエリアなど人気地区の価格は上昇傾向にあり、利回り確保が難しい局面も増えています。また、築古物件は供給が一定程度存在するため、将来的な修繕費負担や周辺競合物件との競り合いを考慮した慎重な投資判断が必要です。
横浜市中区のワンルームマンション相場動向
※本グラフは、国土交通省 不動産情報ライブラリよりFGHが作成したものです。(1R,1K成約価格中央値)
横浜市中区の中古ワンルームマンション市場は、2010年代前半までは比較的手頃な価格帯で取引されており比較的購入しやすい状況でした。
これは当時、みなとみらいや関内周辺の再開発がまだ本格化しておらず、築年数の経過した物件も多かったためです。
しかし2015年以降、再開発の進展や都心回帰の動きにより人気が急騰し、成約価格は一気に1,500万円を突破し2,000万円台に。特にみなとみらい地区ではタワーマンションや駅近物件が増加し、投資家・法人需要も活発化しました。
一方で、2025年には成約価格中央値が975万円まで下落しました。これは、築古物件の取引比率が高まったことが大きな要因です。
人気エリアである中区でも、古いワンルームは賃料水準が抑えられる傾向があり、比較的低価格での取引が増えたことで中央値を押し下げました。
横浜市中区のワンルームマンション賃料相場推移
横浜市中区のワンルームマンション賃料平均は 7.7万円です。(2025年9月11日現在)
※本グラフは、Yahoo!不動産 神奈川県の家賃相場よりFGHが作成したものです。(数値は2025年9月11日時点のもの)
横浜市中区のワンルームマンション賃料は、これまで長らく7万円台前半で推移してきました。しかしここ数ヶ月でやや上昇がみられます。
全国的な建築コストの上昇や、新築マンション供給価格の高止まりも中古賃料に波及し、賃料全体を底上げする要因となっています。
供給が限られる駅近・築浅物件は、今後も賃料上昇傾向が続く可能性があります。
一方で、中古価格に見てとれるように築古物件は売却価格・賃料共に苦戦するケースも多く、今後の競合物件の数や人口動向に注目しながら運用することが求められます。
横浜市中区の人口動向と将来予測
※本グラフは、国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口・世帯数 日本の地域別将来推計人口 令和5(2023)年推計よりFGHが作成したものです。
横浜市中区の人口動態を見ると、全年齢人口は2035年頃まで緩やかに増加する見通しです。
これは、みなとみらいや関内エリアの再開発・都市機能集積に伴う居住需要の高まりや、単身世帯・転勤者・若年層の流入が続くことが背景にあります。
一方で、ワンルーム需要の中心となる生産年齢人口(15〜64歳)は2025年頃をピークに減少に転じています。
これは賃貸需要の抑制要因になり得るため、物件選定や賃料設定では注意が必要です。
横浜市中区の外国人割合
2024年12月末現在の住民基本台帳人口155,366に対し、外国人住民数は18,687と外国人割合は12.0%です。
横浜市中区の主要駅と乗降者数ランキング
順位 | 駅名 | 乗者数(人/日) | 主な路線・運営会社 |
---|---|---|---|
第1位 | 桜木町駅 | 約11万人 | JR西日本(山陽新幹線・博多南線) JR京浜東北線、横浜市営地下鉄 |
第2位 | 関内駅 | 約8万人 | JR東日本(根岸線・横浜線)、横浜市営地下鉄 |
第3位 | 石川町駅 | 約2.5万人 | JR東日本(根岸線・横浜線) |
みなとみらいエリアへの玄関口として人が集まる駅です。オフィス・観光施設が集中しています。
2020年に横浜市役所の新庁舎が移転され、最寄り駅となりました。
横浜スタジアムの最寄駅。中華街近くにあり、オフィスと観光の混合地帯です。
2020まで横浜市役所の旧庁舎がありました。
中華街・元町エリアへのアクセスがよく、観光・商業利用中心の駅です。
女子中高生の利用が多いため「乙女駅」の異名がある一方で、北口の近くの寿町は山谷・釜ヶ崎と並ぶ3大ドヤ街(簡易宿所の集積地)です。
横浜市中区の主要施設・主要大学
横浜市中区の主要施設
明治期の歴史的建物を活用した商業施設です。観光とイベントの拠点となっています。
世界最大級の中華街です。グルメや観光で国内外から観光客が集まり、SNSでも人気です。
プロ野球やコンサートなど、多くの集客を誇る横浜の象徴的スタジアムです。
横浜市中区の主要大学と自宅外通学者数(推定)
横浜市中区に大学のキャンパスはありません。
※一部エクステンションセンターなどは存在します。
横浜市中区のハザードマップ
洪水・内水・津波・高潮・土砂災害により被害が出ると予測される場所を示した地図です。
■0.3m未満(膝下浸水)■0.3m~0.5m未満(床下浸水)
■0.5m~1m未満(床上浸水)■1m~3m未満(1階床上~軒下浸水)
■3m~5m未満(2階床上~3階軒下浸水)
出典:国土地理院「ハザードマップポータルサイト」をもとに株式会社FGHが作成したものです。
区の中央部にある山手駅周辺は高台になっており浸水リスクが低いエリアです。
高台の周辺である元町中華街から内陸や、東京湾沿岸のエリアは特に浸水リスクが高くなっています。
横浜市中区の再開発情報
横浜市中区では、関内駅周辺を中心に複数の大規模再開発プロジェクトが進行中です。
場所:関内駅前北口地区・港町地区
概要:「国際的な産学連携」「観光・集客」「都心居住」をテーマに、グローバル企業本社・研究開発拠点等の業務機能や、高規格な賃貸住宅、商業施設等を整備し、国内外から人々を呼び込む拠点形成を目指しています。地上21階建て、高さ約106m、延べ床面積約33,810㎡。
主な施設:業務施設、商業施設、駐車場等、エンターテインメント施設
竣工予定:2029年
参考:関内駅前地区第一種市街地再開発事業(横浜市)
場所:横浜市庁舎跡地
概要:ホテル「OMO7横浜」をはじめ、ライブビューイングアリーナ、エデュテインメント施設など、次世代の横浜を象徴する「新旧融合」の街づくりが進んでいます。
JR「関内」駅前、横浜スタジアムに直結、総延床面積約128,500m²、
主な施設:オフィス・大学、新産業創造拠点、エデュテインメント施設、商業施設等
竣工予定:2026年春
参考:BASEGATE横浜関内
横浜市中区の人口10万人あたりの刑法犯認知件数
横浜市中区の刑法犯認知件数は3,321件(2024年01月~12月計上件数)です。
人口10万人あたりの件数は2,137件です。
横浜市中区のワンルームマンション関連の条例
横浜市中区は2021年4月1日に「横浜市ワンルーム形式集合建築物に関する指導基準」を廃止したため、現在、条例によるワンルームマンション建築への直接的な規制はありません。
過去には、専有面積の制限や駐車場の附置などが基準として設けられていましたが、廃止により設計・建築の自由度が高まりました。
・2以上の階数を有し、かつ、専用床面積が30㎡以下の住戸の数が10以上である集合住宅。
・専用床面積18㎡以上を確保。居室の天井の高さは2.3メートル以上とする。
住戸の数10につき3台以上の自転車又はバイク置場を設置。※規制緩和措置あり
・戸数により適切な方法で管理する。
横浜市中区に似ている日本国内の主要エリア
特徴:商業の栄、オフィス街の伏見、歴史的な大須観音と多面的な要素が組み合わさる街
共通点:商業とオフィスの混在、古くからの街並みと再開発の融合
特徴:道頓堀、心斎橋などの観光エリアのにぎわいと、オフィス街、歴史のある大阪城がある街
共通点:観光+ビジネス+生活バランス良く共存している
>>大阪市中央区のワンルームマンション売却事情について詳しくみる
特徴:新幹線・在来線のターミナル名古屋駅を有し、オフィスと商業施設が集中している
共通点:再開発により高層マンションが増加し、若年層・共働き世帯に人気
>>福岡市中央区のワンルームマンション売却事情について詳しくみる
横浜市中区のワンルームマンション売却成功事例(体験談・インタビュー)
K様(ストーク大通り公園第二 ご売却)
「親身になって相談にのってくれる担当者でとても良かったです。」