【第1回】なぜ不動産投資をすべきか
2019.5.9
代表取締役会長 渡邊 勢月矢
私の娘が通っている小学校には、保護者が6年生の子どもたちの先生となり、自身の仕事について語る授業があります。
外交官に医者、薬剤師、アナウンサー、テレビ局の社員。
それに外資のベンチャーや金融マン、そして私の不動産業といった幅広い職業の親が子どもたちに仕事の内容を教えるのです。
私がそこでお話したことが、今回のテーマでもある「不動産投資をするべきか?」に繋がってきます。
この授業では、金利の話をしました。
普通預金どころか定期預金にしても金利が低い現状があります。
それこそ異次元の金融緩和状態で、ほぼ金利0円です。
そのため、お金を増やしたいと思ったら、何らかの投資を行う必要があります。
なぜ不動産投資をするべきか
不動産投資を行って何を得るのかといえば「お金」です。
多くの人はお金を増やすために不動産投資をしています。
もちろん、お金を増やすには様々な方法があり、それぞれリスクが伴います。
そのリスクの度合いを考えたとき、ミドルリスク・ミドルリターンで、手堅くお金を増やすことができる投資が「不動産投資」なのです。
決して大きく化けませんが、手堅くインカムゲインをもらいながら、ひょっとしたらキャピタルゲインも得られる可能性もあります。
インカムというのは月々の家賃収入、キャピタルゲインというのは売却益です。
これまで私は多くの投資商材を見てきました。
保険であれば、運用中1年に1回の配当がある商品もありますが、実は、損をしてしまうものもあります。
投資信託などは配当が少ないので、まとまった金額を得るためには1口が500万円以上と大きな現金を使う必要があるのです。
また配当金というインカムゲインは狙うことができますが、投資額元本の目減りリスクがあるものの、キャピタルゲインは、ほぼ狙えないものばかりです。
もちろん不動産投資にも絶対はありませんし、リスクもありますが、それらは読むことができます。
そして、物件選びさえ間違えなければインカムゲインを得ながら、キャピタルも得られるかもしれない。
そう考えると、最も安全な投資だと思っています。
このコラムを書いている人
渡邊 勢月矢
株式会社FGH代表取締役会長 CPM ® (米国不動産経営管理士)徳島県生まれ、広島県育ち。 大学卒業後、中小企業の営業支援を行う会社に就職。「個人投資家の目線に立った不動産売買仲介事業をしたい」との想いを抱き2007年2月、株式会社アーバンフォースを設立。その後、賃貸・売買部門を独立させ、株式会社FGHを設立・ホールディングス化。年間1000件以上の仲介案件を手掛け、通算10000件以上の適正な流動化を実現し、不動産所有者、購入希望者双方のニーズを満たすサービスを提供し続けている。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
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