【第14回】物販
2019.12.16
代表取締役会長 渡邊 勢月矢
【第14回】物販
「物販」とは、物を売る商売のことです。
インターネットのない時代には、実店舗を経営しなければ、物販をすることはできませんでした。
しかし、現在はインターネットを使って物を売ることができます。
どんな物にも相場の価格があるので、ある程度の売れ行きが見込める商品を安く仕入れられれば、ビジネスが成立します。
また、プラットフォーム(Amazon、楽天、ヤフーなど)を使って販売することができるので、初心者に対してのハードルも低くくなっています。
また、プラットフォームにはアプリがあるため、スマホで空き時間に作業することも可能です。
だからこそ、物販はサラリーマンの副業にも最適といわれているのです。
発送作業も自分で行えば大変ですが、ある程度の売上が見込めるのであればアウトソーシングもできるでしょう。
外注化すれば、仕入れだけに集中することも可能です。
縛りを気にせず、自由に販売したいと思えば、自身でネットショップを開くという方法もあります。
ネットショップに関しても仕組みが整っています。
どのような商品を売るかといえば、「どこに向けて売るか」によって変わります。
日本の商品を海外に売ることができますし、海外の商品を日本で販売することができます。
また、ネットショップで仕入れるか、実店舗で仕入れるかという選択肢もあります。
一例としては、中古カメラを実店舗で仕入れてネットで販売する……といったようなケースがあります。
そのほか、海外で人気がありそうなものを、国内で仕入れて販売するといったことをしている人もいます。
もちろん、その逆もあり中国から輸入して日本のユーザーに向けて売るといったやり方もあります。
一度、仕組みをつくってしまえばお金がまわる不動産投資に比べると、物販は完全な事業となります。
上手に安い商品を仕込むことができたり、ユーザーのニーズに合った商品を用意できればいいですが、参入障壁が低い分ライバルも多いです。
また、儲けはそこまで大きくなく、コツコツと継続が必要ということもデメリットかもしれません。
このコラムを書いている人
渡邊 勢月矢
株式会社FGH代表取締役会長 CPM ® (米国不動産経営管理士)徳島県生まれ、広島県育ち。 大学卒業後、中小企業の営業支援を行う会社に就職。「個人投資家の目線に立った不動産売買仲介事業をしたい」との想いを抱き2007年2月、株式会社アーバンフォースを設立。その後、賃貸・売買部門を独立させ、株式会社FGHを設立・ホールディングス化。年間1000件以上の仲介案件を手掛け、通算10000件以上の適正な流動化を実現し、不動産所有者、購入希望者双方のニーズを満たすサービスを提供し続けている。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士
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