意外と多い?!賃貸管理会社さんとのトラブル
サブリース(家賃保証)を利用して不動産投資をなさっている方は少なくないと思います。
今回は弊社で売買仲介をした際のトラブルについてお話します。
売買契約一歩手前のタイミングで売主さんからお電話を頂きました。

売)今月の家賃入金がないので家賃保証している会社に問い合わせをしたんだけど繋がらないんだよね・・FGHさんからも問い合わせしてもらえない?
私)承知しました。すぐに連絡してみますね!
連絡してみたところ、明らかにバーチャルオフィスの転送電話・・・
女性オペレータらしき方が「担当に確認して折り返しいたしますので」
と、言いはするものの、何度問い合わせをしたところで折り返しはありませんでした。
その会社と昔お取引をしていた不動産会社の方に知り合いが居ましたので
どうしたら良いか聞いてみたところ・・

不動産屋)あそこねー、ウチからの連絡も半年近く取れてないんですよ。
私)そうなんですね。御社の物件結構この業者が管理やってると思いますけど御社にクレーム来たりしません?
不動産屋)だからその対応だけでも結構大変なんですよ・・
私)なるほど・・では直接入居者さんと接触して家賃入金先変えてもらうしかなさそうですね。有難う御座いました!
結局入居者様とコンタクトできたのは約1か月後。
書類を郵送してもご連絡いただける入居者様ってなかなか少ないんですね(汗
不動産屋からの書面はなんだか勘繰られてしまうそうです(涙
結局入居者様のマンションで張り込みして帰ってきたところでお話することが出来ましたので家賃送金先を所有者様に切り替えていただくことが出来ましたが元々売買契約予定の買主さまはその間に流れてしまいました。
今回のケースでは比較的ダメージは少ないほうで、頑固な入居者様で送金先を中々切り替えてくれない場合や、実際現地に行ってみたら入居者様が住んでいる気配はなく、鍵を壊して開けてみたら窓ガラスが割れていて水浸し(台風シーズンでした)のお部屋になっていたりしたことなんかも。。
サブリース会社が経営破綻しなければ問題ないでしょ?
と、思う方もいらっしゃると思いますが、10年間倒産せずに生き残れる企業は4%~6.3%
所謂「サブリースだから大丈夫」という価値観は安直なのかもしれません。

