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投資マンション相談実例

CASE STUDY

Aさん夫妻のケース

ある病院に医師として勤務するAさん夫妻は、2人で7戸の投資用マンションを所有していました。
Aさん夫婦はいずれも30代半ばで、物件は節税を主な目的と勧められ購入しました。
収支計算をしてみると、ご夫婦で年間107万円の持ち出し、つまり赤字になっていました。



奥さまが所有していた物件の中で、最も損をしていたのがある関西圏の物件。購入時3200万円程度のファミリー向けの3LDKのマンションでありながら、投資用として販売されていた物件でJRの最寄り駅からは徒歩2分。
とはいえ、1時間に3本くらいしか列車が来ないローカル線であり、入居状況は芳しくなかった。
この物件だけで年間35万円の損が出ていました。



Aさん夫婦は物件の売却を順次進めています。
ただ、購入時に1500万円程度だった物件が、900万円程度まで下がっているケースもあり、
全て売却するためにはかなりの自己資金が必要になるため、金融機関とも連携しながらいくつか売りぬけている状況です。
医者や公務員といった高属性のかたの中には複数戸の物件を買わされているケースも多々あり、
中には10戸以上という例もあります。



上手い話には裏があるのかもしれませんね。

不動産業者の営業マンから狙われやすい職業の一つは医者です。
「高収入なので税金が高いですよね? マンションをローンで買えば税金は半分以下になりますよ」
「自己資金はいりません」

こうしたトークに乗せられ、普段の勤務が忙しすぎてあれこれ考えるのが面倒になり、「プロに任せよう」と判断してしまいます。ところが、いざフタを開けてみたら節税どころではなく、たいへんな状況に陥ってしまっているケースがあります。



Bさんのケース
ある街コンで目の覚めるような美人と知り合った30代男性のBさんは、勧められるがまま首都圏近郊に2300万円程でワンルームマンションを購入。そもそも相場より高く買わされ、賃料収入はサブリース契約で年に約90万円



ところが厳密に計算してみると、赤字は年に20万円。弊社セミナーに参加されたころはそんな時でした。
投資物件を勧める不動産会社のセールストークは、将来の不安を突いて「30年後には年金代わりになる」と言います。
売るに売れず負債だけが残り、「将来の年金」どころではないし、修繕や建て替えなどでさらに持ち出しが増える可能性すらあります。



Bさんは頭金をいれていたこともあり、なんとか運よく売りぬけることができました。
損切りしてでも、と言って相談に来られたBさんは最後に「心穏やかな生活が戻ってきた」と話をしてくれました。



おひとり様要注意!

独身の「おひとり様」が格好のターゲットになるケースもあります。
中心は35〜45歳のサラリーマンとOL。
男性より女性のほうが真面目で貯蓄も多いため、狙われやすいです。