賃貸経営に最適な土地の活用方法8選
ご自身の土地を利用する賃貸経営はアパートや駐車場だけではありません。
今回は代表的な土地の活用方法をご紹介していきたいと思います。
定期借地
定期借地とは所有している土地を10年~50年程度の期間長期に貸出して、地代収入を得ることを言います。
土地を貸して、建物は借主の事業者が建築する為、投資のコストがほとんどかからないことが最大のメリットです。
ランニングコストとしても、固定資産税・都市計画税ぐらいしか発生しません。
ただ、その反面収益性は低く、最低でも10年以上は貸した土地を他の活用方法に転用ができないといったデメリットもあります。
月極駐車場
収益性は低いですが、アスファルトの舗装程度で、すぐにでも始められるのが、月極駐車場の経営です。
撤退するのも容易ですし、他の活用方法にもすぐに転用できるのでリスクも非常に低いです。
コインパーキング
上記の月極駐車場と基本的には一緒ですが、コインパーキングの場合は立地がよければ、より収益性が高くなります。
賃貸アパート
土地活用の定番といえばアパート経営です。
所有している土地にアパートを建築して、入居者から賃料を得るシステムになります。
木造や軽量鉄骨にて建築するのが一般的ですのでマンションと比べると、コストを低く抑えてはじめることができます。
賃貸マンション
もう一つの定番がマンション経営です。
アパートと比べ鉄筋コンクリートにて建築する為、かなり大きい投資額が必要になります。
また、建物が大きな規模になるため建築できる土地は限られてきます。
賃貸戸建
一般の入居者を募る方法としては、賃貸用の戸建てを建築するといった方法も考えられます。
一戸建てが入る程度の土地の広さがあればよいので、ほとんどの土地で建築することができます。
ただ、アパート・マンションと比べると、入居出来るのが1戸だけですので収益性は低くなりがちです。
賃貸併用住宅
アパートの中の一部に自宅を作るのが賃貸併用住宅です。
通常アパートやマンション経営にローンを利用する場合は金利が高くなりがちですが、賃貸併用住宅の場合は、金利の低い住宅ローンが利用できるといったメリットがあります。
アパート部分の家賃収入で自宅のローンの一部が返済できるのも良い点ですが、本来貸せるはずの部屋を自宅として利用してしまっている為、収益性は低くなります。
シェアハウス
アパート・マンション経営の一部ですが、入居者用の居室と、入居者がみんなで共用で使うキッチン・浴室・トイレ・リビングなどの設備を備えているのがシェアハウスです。
導入する設備が少なく、部屋数も多く取れるため建築費用を抑えつつ収益性が高い投資が可能になります。
ただし、ニーズがあるエリアが限られるといった点や、入居者同士の生活の距離が近いためトラブルや入居者の入れ替えが多くなる傾向にあります。
まとめ
代表的な土地を活用した賃貸の方法についてお話させていただきました。
収益性や規模などによっても各方法により様々なメリット・デメリットがあります。
じっくりとご自身が所有されている土地の特徴を考えて、最適な方法を検討してみてください。
このコラムを書いている人
マンション経営ラボ 編集者
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