ウィスキー投資は、いかがでしょう
突然ですが、あなたはウィスキーがお好きですか?
晩酌の主役になってくれる非常に魅力的なウィスキーですが、近年ワイン同様に投資対象としても注目を浴びているとのこと。
というわけで、個人的にも非常に気になっている、このウィスキー投資についてお話ししていきたいと思います。
ウィスキー投資とは?
ウィスキー投資とは、他の投資などと同じように、特定のウィスキーを購入(投資)することで高い利回りを期待するものです。
10年で利回り400%とも言われており、かなりの投資効果が期待されています。
ウィスキーはワインに比べると保管がしやすく品質も保ちやすいため、ワインよりも有利な投資対象といえるでしょう。
では、実際にどうやって投資をするのでしょうか?
ウィスキー投資の方法3つ
カスク(樽)を購入する
ボトルではなく、熟成期間の若い樽を購入します。その後熟成年数を経て、売却益を得るという方法です。
ボトルを売買する
購入したボトルを売買するという方法で、こちらは少額から気軽に投資できる方法。
ただし、銘柄の選択によっては価値が上がらない可能性もあるため、値上がりするものを選ぶ能力が必要です。
手軽な方法ですが、さまざまなリスクヘッジを考えたうえで銘柄を選ぶ必要があるので、難易度は高いといえるでしょう。
ウィスキーファンドに投資する
たとえばウィスキーを対象とした投資信託「ウイスキー・インベスト・ダイレクト」に投資をすれば、個人でウィスキーの原料取引に参加できます。
「ウイスキー・インベスト・ダイレクト」は、過去の取引実績から算出したウィスキーの歴史的な実質利回りを8%と公表しています。
ウィスキー投資の注意点
かなりの価値上昇が期待されているウィスキー投資ですが、もちろんデメリットや注意しなければならないこともあります。
まず、ウィスキー投資は選び方にコツが要ります。
銘柄だけでなく熟成期間なども考慮しなくてはならないため、ある程度ウィスキーに詳しくないと投資商品を見極められないのです。
また、比較的初心者でも始めやすい投資ではありますが、転売時期を見逃すと失敗となることもあります。
そして、お酒を売るには免許が必要です。
無免許で転売すると酒税法違反で処罰されてしまうため、業者へ出すといった方法で法律違反を回避する必要があるのです。
まとめ
メリット・デメリットとお話をしましたが、ウィスキー投資は、お酒好きにとっては興味深い投資ではないでしょうか。
今後何かしらの投資を始めてみたい方は、選択肢の一つとしてご参考にしていただけたらと思います。
このコラムを書いている人
aihara
東京都府中市生まれ 2級ファイナンシャルプランニング技能士
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