賃貸と持ち家、結局どっちがいいの?

公開日2022/05/01
更新日2022/05/01

皆様こんにちは、或いはこんばんは。

久しぶりの投稿でどきどきしてます。髙松です。

不動産話で一番多く議論に上がる話題ってタイトルの通り「賃貸と持ち家、結局どっちがいいの?」

ではないかと思います。

成人した国民の殆どが議論の対象になりますから当然なのかもしれません。

どっちがいいのか?というとフワッとしすぎな気もしますし、実際のところ、その当事者の状況によって良し悪しが異なります。

当コラムではそれぞれ有利なケースを私自身が主張する当事者になったつもりで2例紹介します。

 

 

家賃補助のある組織に属している人の場合は賃貸

 

もしあなたが所属している組織に福利厚生で家賃補助がある場合、賃貸が有利です。

一般的な企業の家賃補助は、賃貸物件のみが対象となっています。

家賃補助の金額が多い企業の場合はそもそもが転勤が多いから家賃補助が出たりする訳でもありますが。

家賃補助の程度は様々ですが、賃料の1割~7割。賃料を肩代わりしてもらえる立場の人はコスト的に賃貸が圧倒的有利となります。

 

 

また賃貸物件の主要設備は家主さんが修補、もしくは交換してくれるのでその分もコストが軽くなります。

ありがたい、ありがたいですね。

もし生活基盤に大きな変動があった場合にも、気軽とまで言いませんが、引っ越しは容易です。

ついでに引っ越しの際、6年以上住んでいた部屋であれば(首都圏の場合)原状回復の借主負担割合も少ないです。

コストが軽くなるということは、浮いたコストをその他に回すことが出来ます。

投資に回して将来の利益を期待するのもいいですし、何か欲しいものがあればそれに使って幸福感も得られます。

 

 

家賃は払ったら消えるていくだけ・・と、よく不動産営業の人たち(彼らは売りたいので)は言いますが・・

一生懸命払った住宅ローンの先に残ったのが価値のない物件だったなんてことは少なくありません。

今は賑わっている街でも、30年後には衰退していることだってある訳です。

以前、郊外移住に関するコラムを書いたことがあるのですが

主要都市から少し離れた郊外エリアの場合、将来その街が衰退している可能性がぬぐい切れません。

以上の要素から家賃補助のある単身者であれば賃貸一択と言い切って良いと思います。

 

 

 

長期的に定住を予定している核家族世帯の場合は持ち家

 

もしあなたが所属している組織に家賃補助がなく、長期的な定住を計画している場合、持ち家が有利です。

特に購入当初10年間は住宅ローン控除で年間最大40万円の還付も受けられます。

また、何かを所有するという行為自体が所有欲を満たし、精神的な幸福感を得ることもできます。

しかし、持ち家が有利になる条件の一つに「将来売却を検討した際に売却出来る物件」である必要があります。

なぜかというと、所有するのにかかるコストが賃貸よりも高くつくことが多いからです。

 

例えば首都圏3LDKのマンションの場合

管理費や修繕積立金で年間30万円強

固定資産税都市計画税で年間15万前後

 

同等の戸建て住宅であったとしても

定期的な修繕費として年間20万円ほど計画しておく必要がある

固定資産税都市計画税で年間15万円前後

 

マンションだろうと戸建てだろうと住宅ローン控除の還付金が吹っ飛ぶくらいにはお金がかかると見ておく必要があります。

その分同等の物件の賃料よりも住宅ローンの支払いは安い場合がほとんどではないかと思います。

 

 

ですが、住宅ローンを利用している場合、もしあなたの身に万が一があったとしても・・

団体信用生命保険で住宅ローンは完済され、残った家族は住処を失うことなく生活していけます。

団体信用生命保険の話は過去のコラムでも書いてますのでよかったらご覧ください。

もしお子さんのいる世帯で世帯主が亡くなって収入源が途絶えると、家賃の支払いが困難になってしまうかもしれませんから。

あなたが亡くなったとしても家族やお子さんの生活を支えなければならない立場であれば持ち家が有利です。

 

 

また、私たちが生きている自由経済社会では(今の仕組みのままならですが)

基本構造として世界のクレジット総量は増え続けていくため、波はあれどインフレし続ける訳です。

長期的に見たら物価高(もしくは通貨安)によって不動産価値が上昇している可能性が大いにあるのです。

ローンを完済した物件の市場価値が上がっていたら売却益を得ることもできるので、長期定住の核家族には持ち家が有利です。

 

 

 

要点としてはこんなところでしょうか。

どちらも自分がその当事者になったつもりのバイアスMAXでメリットを書き出してみました。

どっちのポジションでもこっちが有利だー!と書き出すのは少し疲れます。

こんなことを言うと身も蓋もないのですが・・

将来売れる物件であれば買う、そうでないなら賃貸がいいです。

それが分かっていれば苦労しないよーー!!という話なんですけどね。

このコラムを書いている人

高松 大樹

高松 大樹

営業三部部長・執行役員 宅地建物取引士 1986年生まれ 埼玉県育ち 2010年2月よりフォースグループで投資用不動産仲介の第一線でキャリアを積む。中古ワンルームを中心に800件に迫る成約実績。 イレギュラー案件の交通整理も得意。実体験からモアベターな選択を提案致します。

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