晴海フラッグの動向が今後の不動産投資に影響する?~不動産投資コラム~

公開日2021/01/10
更新日2022/12/16

東京の新名所!になると思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
晴海フラッグ(HARUMI FRAG)は、中央区に13万㎡超えの敷地に24棟のマンションが建設されます。
 
総戸数は分譲、賃貸合わせて5,632戸で、東京五輪の選手村を改修して分譲されるマンションです。
 
当初の予定での引渡しは2023年。オリンピックが2021年に開催された場合、普通に考えれば引渡しは2024年になります。
 
今回は、その晴海フラッグについてお話させて頂きます。

契約の解約をしても手付金が返却される

2020年3月30日に決定した「オリンピック延期」は史上初。
 
延期が決定するまでに、既に一部のエリアでは約950戸数が契約を終えています。
 
中には解約をしたいけど、手付放棄になってしまう為、解約が出来ない方もいたのではないでしょうか。
 
そんな中、解約可能で、手付金も返却してもらえると言う通知が来たと言う話は、今となっては皆さん知る所かと思います。
 
2023年に晴海地区ライフを計画していた方が、止む無く計画変更を余儀なくされた方もいる中、どのくらいの方が解約をしたのでしょうか。
 
私が聞くところによると、去年末くらいまでのキャンセルはほとんどない様です。
 
3分の1くらいはキャンセルが出てるかと思っていたのですが、その結果に少し驚きました。
 
もし仮に、オリンピックの再延期、中止になった場合、物件価格にかなり影響が出てくるのは容易に想像がついてきます。

オリンピックの再延期、中止による影響

現在、一都三県に緊急事態宣言が発令され、更に追加で他道府県も発令する可能性がある中、オリンピックは予定通り今年の7月に行われるのでしょうか。
 
週間朝日でも再延期、中止になった場合、資産価値は2割減になると言う話題を取り上げています。
 
その理由として2つ取り上げられています。

 

1.BRTの運行開始が未定

最寄駅の勝どき駅や月島駅(都営大江戸線)から徒歩18分前後かかるので、高速輸送システム「BRT」が使われます。
 
もちろん現在は運行しておらず、入居者が増えてから、BRTは運行開始されるのですが、
 
晴海フラッグの売れ行き、入居者数によっては運行がどうなるのか分かりません。
 
入居しても駅まで行けるバスが無かったら・・・

 

2.晴海エリアに建設予定の小学校の遅れ

生徒を最大1800人の受け入れを見通して、23年4月頃には建設される予定でした。
 
そこまで予定してるのであれば、建設場所も決まっているかと思いますが、「大会後に敷地を買って校舎を建てる」との事です。
 
オリンピックが再延期したら更に?中止したらいつから?入居がかなり少なかったら?
 
入居しても近くに学校が無かったら・・・
 
不安が払拭されるのはいつなのでしょうか。

晴海フラッグは買うべき?

今年の7月に予定通りオリンピックが行われるのか、大きな分岐点になります。
 
購入を検討してる方は、少し経過を見ても遅くないのかも知れません。
 
現在、一都三県では緊急事態宣言が発令された今、契約をキャンセルする人が出てくる可能性もあります。
 
私個人としては、晴海フラッグの一部を、新型コロナに感染した軽症者を収容する施設として利用する、というアイデアが決定にならないかが、気になっています。
 
その場合、事故物件になってしまう恐れもあると言う専門家もいるので、私としては目が離せません。
 
物件としては話題性もありますし、注目されてる不動産にはなりますが、不安と差し引いても今すぐ購入した方が良いとは言い切れません。
 
また、晴海フラッグを購入する予定が無い人であっても、晴海フラッグの価格が下がれば、今後の首都圏のマンションにも影響は出てくるかと思います。
 
その経過、様子を見ておくのも必要なのではないでしょうか。

このコラムを書いている人

渡邉 幸也

渡邉 幸也

1990年 秋田県鹿角市生まれ 東京都日野市育ち 2013年 株式会社FGH入社。不動産業界歴10年のノウハウを生かし収益不動産のプロフェッショナルとして、数多くの不動産を仲介する。 現在は、投資用不動産の売却・販売など幅広く担当している。 保有資格:宅地建物取引士

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