ワンルームマンション売却の失敗例

公開日2024/10/04
更新日2025/04/22

ワンルームマンション売却の失敗例ワンルームマンションを売却する際には、誰しもが「失敗したくない」「損をしたくない」と思うことでしょう。
今回はワンルームマンションの売却で、失敗しない方法を解説していこうと思います。
 

マンションの売却方法

マンションを売却する方法は大きく2つあります。
1つは仲介会社を通して個人・法人に買ってもらう「仲介」。もう1つは不動産会社に買い取ってもらう「買取」です。
仲介・買取にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を知っておきましょう。
 

【仲介】

仲介のメリットは、やはり買取よりも高く売れるところになります。
仲介の場合は、売買金額が高くなればなるほど、もらえる仲介手数料が多くなるため、安く仕入れて高く販売する買取会社よりも高値で売れる可能性が高いです。
しかし、仲介の場合、物件を預かってから買主を見つけなくてはならないため、売却までに時間がかかってしまう可能性が高いです。最悪の場合は、買主が見つからない可能性もゼロではありません。
買主が見つかっても、買主のローン審査が通らなければ物件を売却出来ないということもあります。
 

【買取】

買取のメリットは売買スピードの早さです。
仲介よりは売買金額が下がってしまう可能性がありますが、不動産会社が買い取ってくれるため、スピーディに確実に売却可能です。緊急でお金が必要になってしまった場合には、確実にスピーディーにお金を用意してもらえる買取であれば計画も立てやすくなると思います。

👉こちらの記事もオススメです

 

マンションの売却タイミング

マンションを売却するタイミング次第で、損得は大きく変わってきます。
マンションの収益状況や市場の動向によって、売却におすすめのタイミングは異なるので、もし下記に当てはまってくる場合は、売却を検討してもいいかもしれません。
 
・ローンの返済が計画通りに進んでいない
・収支がマイナスになってしまった
・不動産市場がいい(金利が低い時期は不動産価格は高いです)
・まとまった現金が必要になった
・空室期間が長く続いてる

投資用マンション売却前にやっておいたほうがいいこと

空室を埋めてから売る

投資用のワンルームマンションを高く売るためには、なるべく賃貸を付けてから売却すると良いです。
理由として、投資用ワンルームマンションを購入したい多くの人は、家賃収益を目的としています。
賃貸が付いてないと空室を材料に値引き交渉される可能性があるため、賃貸を付けてから売却をすることは大事ですが、賃貸を付けるために家賃を低く設定してしまうのはおすすめしません。
家賃が1,000円違うだけで売買金額が30万円以上も変わってくるケースもめずらしくないので、適正な金額で家賃が付かないのであれば、空室で売却するのも1つの手段です。

 

投資用ワンルームマンション売買に強い不動産会社を見つける

不動産売却をする時は、とりあえず大手不動産会社に頼めば大丈夫だろうと思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、大手不動産会社の場合、不動産を全般的に扱っているため、投資用マンションに強いとは限りません。
 
投資用マンションを高く売却するには、投資用マンションに強く、その中でもワンルームマンションを専門に扱っている不動産会社がおすすめです。
どの分野でもそうですが、やはり専門的にその分野を扱っているところが一番強いです。
 
投資用ワンルームマンションを専門としている会社は、投資用物件を探している顧客や不動産会社とのつながりが豊富である場合が多く、スピーディーかつ高値の売却を見込める可能性が高くなります。
 
 

👉こちらの記事もオススメです

 

不動産の相場を把握する

不動産の売却で相場を把握しておくことはとても重要です。
不動産の相場を把握していないと、高く設定し過ぎて売れない、安く設定し過ぎて損をしてしまうリスクがあります。相場を把握するには、専門に取り扱っている不動産会社に相談すると良いでしょう。1社だけでなく複数の不動産会社から査定してもらうのも大事です。

売却の流れを把握しておく

                    

事前知識を身につけておらず、売り急ぐあまり安く買い叩かれてしまったなど、売却後に後悔しないように、事前に準備しておくものや売却の流れ、売却にかかる期間は必ず把握しておきましょう。

売却の流れ・売却にかかる期間は、以下の弊社コラムをご参照ください。

 

👉こちらの記事もオススメです

 
不動産を売却するにはある程度時間がかかるので、スケジュールに余裕がなく値下げする結果にならないよう、余裕を持って売却活動を開始しましょう。
売却に必要な作業は不動産会社に任せられますが、物件によって必要になる書類は異なってくるので、住宅ローンなど自分の物件に関する情報を事前に把握しておくことが大切です。
 
住宅ローンについては、借り入れる際は担保として抵当権を設定するのが一般的です。住宅ローンを完済すると抵当権は抹消となりますが、売却価格が住宅ローンの残債より低い場合は、その差額を自己資金や買い替えローンなどで補うことになります。売却時には残債を一括で返済する必要があるので注意しましょう。

まとめ

ワンルームマンション売却で失敗しないためには、「空室を埋めてから売る」「投資ワンルームマンションに強い不動産会社を見つける」「不動産の相場を把握する」というポイントが大事になってきます。ここのポイントを疎かにしてしまうと、不動産売却で損をしてしまう可能性があるので注意しましょう。
 
特に「投資ワンルームマンションに強い不動産会社を見つける」ことは、売却で成功させるためには絶対必要な部分になります。先ほども説明しましたが、投資物件に強い不動産会社は、ネームバリューのある大手不動産会社が必ず該当するというわけではありません。
専門的に投資用不動産を取り扱っている会社のほうが強いことが多いです。大手不動産会社の場合、広告掲載して反響待ちすることが多いですが、それよりも営業マンが自ら積極的に営業をして売却活動をしてくれるような投資用ワンルームマンション専門の不動産会社のほうが値段も高く、スピーディーに売却できる可能性は高いです。
不動産売却で困った時は、まずは不動産会社に相談してみましょう。
 

株式会社FGHは全国のワンルームマンション売却に特化した収益不動産の仲介業者です。

過去10,000件以上の取引実績、最新の取引事例、今後の経済情勢も踏まえ、お客様の様々な状況にあったオンリーワンプラン型のコンサルティングをさせて頂きます。

無料査定

高橋 咲百合
コラム監修 高橋 咲百合
資格

宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士 / 2級ファイナンシャルプランニング技能士 / インテリアコーディネーター

プロフィール

マーケティング部

新卒以来、不動産業界・建設業界に一貫して従事し、投資用ワンルームマンションの売買・管理・活用に関する豊富な実務経験を積む。
専門知識を活かしつつ、初心者の方にもわかりやすく情報を届けることをモットーに、コラム執筆や監修にも携る。
プライベートでは2児の母。家庭でも「お金の大切さ」を子どもと一緒に学びながら、楽しく金融教育に取り組んでいる。

このコラムを書いている人

柏井 優輝

柏井 優輝

東京都出身 2015年新卒入社 FGHフットサル部キャプテン 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/管理業務主任者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

関連する記事