【社長ブログ 第5回】実録「トルコリラ仕組債投資」の続編

公開日2022/01/08
更新日2022/01/22

2022.1.8
代表取締役社長 渡邊 勢月矢

あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

 

2022年、令和4年が始まりましたね!

2020年初春から始まったコロナパンデミックも今年こそは、世界中が何とか収束して当たり前の日常を取り戻せるよう願うばかりです。

さて、新年一発目は、昨年4月にアップした「トルコリラ大暴落からの少し回復基調」

の続編としてお届けしたいと思います。以下、「リラ」と呼びますね。

昨年10月ごろまでは、対円で12円前後を推移していたリラですが、昨年11月にまた暴落を起こしました・・・

私は、10月中旬からシンガポールに出張しておりまして、正直あんまりチェックしてなかったのですが、出張先のシンガポールでのあれやこれやも少し落ち着き、11月に下旬に久しぶりにリラを確認したところ、8円という表示がスマホ上に表示されました。

正直、目を疑いましたが、情報収集を怠っていた自身の不徳の致すところですね。

それから、12月に入り6円割れも視野に入るところまで下落しましたが、12/20にトルコ政府が預金保護を含むリラ防衛策を発表したことにより10円ぐらいまで回復しましたね。

ちなみに、私の元本割れ基準は、16.65円なので焼け石に水といったところでしょうか・・・

現在も8~9円前後を推移しているリラですが、投資家の立場で自身の運用を考えることも大切ですが、「ここまで下落した通貨の自国民であるトルコ人の生活はどうなっているんだ?」という事の方が私の運用よりも心配ですね。

当然、ここまで自国の通貨の価値が下がれば、超絶ハイパーインフレです。

そもそも、トルコリラは、10年前の2012年は対円で約50円、5年前で約30円の通貨だったのです。

それが、この2年で一時的とはいえ6円まで下がるというのは、尋常では無い状況です。

モノの値段が毎週、毎週上がっていく・・この前までこの値段で買えていたのに・・・

 

10年前と比べて、自国通貨が88%ダウンすることを日本人の方は想像できるでしょうか?

日本円と対米ドルに置き換えて考えてみると、10年前の2012年は対米ドルで約80円、現在が約115円なので、30%円安になっています。仮に88%ダウンしたとしたら、1ドル=630円ぐらいになります。

「日本に限ってそんなことは無い!」日本人はそう考える方が多いですよね。

確かに新興国のトルコと先進国の日本を比べるのは違うと思いますが、世界にはこのような状況でも生活を維持するために生きている人々がいるわけで、日本人はよく平和ボケしていると言われていますが、もう少し新興国だった時代の日本人マインドを取り戻すことができれば日本も変わっていくのではないかと思いました。

平成バブル崩壊以降30年のデフレが続いている日本ですが、トルコほどのインフレではなくても今後インフレの想定イメージをしっかり持っておく必要があると思います。

例えばオーストラリアでは2000年以降、インフレ率が毎年上昇し、物価が上がったわりに給与水準が上がらず、国民は疲弊してしまうという状況が続いていましたが、インフレに強い資産である不動産を購入した人は、2000年~2005年の間、年率約5~10%前後価格が上昇し、トータル125%~150%前後不動産の価格が上昇した経緯もあります。

中長期的な視点でインフレにも強い資産である不動産を投資ポートフォリオにいれることはもはやマストだといっても過言ではないと思います。

 

翻って、私のトルコリラ仕組債の運用償還期日は、今年の11月なので私自身モチベーションをコントロールしながら、何とか16円まで持ち直して欲しいところです。

新年早々、私事を失礼致しました。

皆様、良い年にしていきましょう!

このコラムを書いている人

渡邊 勢月矢

渡邊 勢月矢

株式会社FGH代表取締役会長 宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、CPM ® (米国不動産経営管理士)徳島県生まれ、広島県育ち。 大学卒業後、中小企業の営業支援を行う会社に就職。「個人投資家の目線に立った不動産売買仲介事業をしたい」との想いを抱き2007年2月、株式会社アーバンフォースを設立。その後、賃貸・売買部門を独立させ、株式会社FGHを設立・ホールディングス化。年間1000件以上の仲介案件を手掛け、通算8000件以上の適正な流動化を実現し、不動産所有者、購入希望者双方のニーズを満たすサービスを提供し続けている。

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