コロナはバブル崩壊の始まり!?~不動産投資コラム~

公開日2020/04/25
更新日2022/12/20

分かれ道のイラスト
こんにちは、FGHの山丸です。
 
最近はコロナウイルスの影響を受けている業界がほとんどだと思いますが当社でも影響が出始めている事は、弊社青山のコラムでも触れさせていただいた通りです。
 
そこで気になるのが今後の不動産価格がどうなっていくのかだと思います。
 
これは私の見解ですが、不動産価格は徐々に適正な取引相場に落ちていくと考えます。
 
理由としては今回の新型コロナウイルスが引き金になるとは思いますが5年~10年周期で繰り返される景気環境の変化に伴うバブル崩壊です。

不動産市況の推移

今までの不動産市況を見てみると
 
1986~1991 バブル

1992~2003 低迷期(バブル崩壊)

2004~2007 ミニバブル

2008~2012 低迷期(リーマンショック)

2013~現在 アベノミクス
 
といった形の周期で上がったり下がったりを繰り返し、最近は不動産価格がかなり上昇を続けていたので、いつ反転する時期に突入していてもおかしくはなかったと思います。
 
不動産は他の投資商品と比べて売買に時間がかかるため、実勢価格に影響するのにタイムラグが生じると思いますが、半年以降から徐々に不動産価格が下がっていくものと考えます。
 
それに加えてコロナの終息時期が見えない状況化では尚更でしょう。

歴史からみると・・・

そもそも一棟アパート領域は、かぼちゃの馬車の問題で、一昨年、昨年から冷え込んでいましたからすでにバブル崩壊の前兆は、その頃からすでにあったと考えるべきかも知れませんね。
 
2008年にリーマンブラザーズが経営破綻したことに端を発したリーマンショックでは、金融システムが崩壊し、血液であるマネーが消滅したことで経済に大打撃が加えられました。
 
しかし2013年に発表されたアベノミクスの大規模な金融緩和の結果、大量のマネーが不動産価格を押し上げる結果となりました。
 
リーマンショックの時に購入して、アベノミクスで売却をした方は、大幅に利益が出ている方もいますのでチャンスと捉えている投資家もいると思います。
 
私たちが得意としている投資用ワンルームの分野では、金融機関はいまのところストップしているところもあればテレワーク等で、以前と変わらない対応のところもあります。
 
ただし、対面しての接客に関しては取りやめているところがほとんどのようです。
 
そのため、金銭消費貸借契約の日程調整などでお時間を頂いてしまっているという影響がでています。

ピンチはチャンス

今後の金融政策次第では私共も影響を強く受けることになるかもしれません、ただし賃貸需要が大きく変わってしまうことはありません。
 
成功している投資家の方々を見ていると、決して焦らず物件選定を行い、購入や売却するタイミングの嗅覚が長けている人が多いように思います。
 
ピンチはチャンスなんて昔から言いますが、投資にはそんな考え方が必要かもしれませんね。

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このコラムを書いている人

山丸 慎太郎

山丸 慎太郎

1979年 千葉生まれ 2007年2月フォースグループ創業以来、投資用不動産仲介の第一線でキャリアを積む。 中古ワンルームマンションはもちろん、不動産全般に関する多岐にわたる 経験と知識でお客様からの信頼も厚い。 これまで400名以上のお客様の資産形成のお手伝いしている。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/住宅ローンアドバイザー

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