【会長ブログ 第9回】貯蓄から投資へ2024年 -金融リテラシーの向上と行動こそが肝-

公開日2024/01/11
更新日2024/01/25

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
元旦に発生した能登半島地震、二日に発生した羽田空港衝突事故におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、
犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。
 
年初より最悪なニュースから始まりました2024年ですが自然災害の危機意識を改めて感じるとともに普段からの備えを十分にしていくことが被害の最小に繋がると感じさせられました。

貯蓄から投資へ2024年

さて今年より新NISAなる政府の投資促進政策が始まりました。
こちらの政策は、老後2000万問題をはじめ様々な将来における家計問題に対して株式運用などの利益に対する非課税枠を拡大させことにより積極的な投資を促進させるのが狙いの政策ですね。
最大1800万までの株式運用などの投資運用額における利益を非課税にするというこの政策、私はかなり共感しています。
投資未経験者の方がより一層投資を始める良い機会だと思うからです。
 
不動産投資をやられている方々の中にはかなりの割合で株式投資をやられている方がいらっしゃると思います。当社お客様の調査では、約半分の方が株式投資の経験があるとおっしゃられています。
実際に金融の基礎知識があり株式投資をうまく運用されている方は不動産投資もうまくいっているイメージですね。
不動産投資はかなり事業性が強いので株式投資とは一線を画するとここでは言っておきますが、どちらも知識を身につけて細かく分析して臨まなければ成功はしないと思います。
不動産投資の事業性については、過去のコラムを参考にしてください。
 

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株式投資
ただ、最近の株式投資はネット証券の普及による手数料の低下、インデックスファンドを始めとする様々な投資信託の商品ラインナップ及び報酬低下、株式分割による最低投資額の低下などかなり個人投資家にとって良い環境になってきていますね。
実に多くの投信(投資信託)が成長や積み立てNISA対応になっていますし、100円から積み立てできるというかなりの少額投資を可能にしています。
 
私自身、数年前からドルコスト平均法を活用した積立投信を運用していますが様々な領域(米国、日本、先進国、新興国、インド、金など)に分散運用することで予想以上の収益を生み出すことができています。
最近では、米国の利下げを予測して米国債券ファンドを購入したりしていますが不動産投資とは違った面白さがありますね。
 
しかしながら過去には、よく分からない仕手株だと知人に勧められて信用してしまい数百万を損したこともありますし、本ブログでもお伝えしていますがトルコリラ仕組債で数千万の損失を叩き出したこともあるので現状の株式投資の収支は完全にマイナスだと思います。
 

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まだまだこれからなので最終的にはプラスまで取り戻していくつもりで運用していこうと思います。我ながら投資メンタルは強い方だと思いますが、一番重要なのは行動すること、継続する事ですよね。
株式投資にせよ、不動産投資にせよ結局行動しないと何も始まりません。失敗してもまず死ぬことはありませんから、基礎知識を身につけたらまずは実践あるのみだと思います。
この基礎知識を身につけてという事が非常に大切で身につけることにより金融リテラシーを向上させることができます。
 
日経225って何? S&P500って? ダウ? 投資信託? インデックス?
様々な用語の疑問をきっかけに金融、経済の基礎知識を身につけていけば株式投資も楽しくなりますしアンテナ高く情報を集めて金融政策、経済動向を察知することができれば不動産投資も大きく向上していくと思います。
 
すべては、皆さんの行動にかかっていると思います。
何だか偉そうな物言いになってしまいましたが
皆さんの実りある2024年を創り出していくためにお手伝いできることがありましたらお問い合わせくださいませ。
最善のアドバイスをさせて頂きます。

このコラムを書いている人

渡邊 勢月矢

渡邊 勢月矢

株式会社FGH代表取締役会長 CPM ® (米国不動産経営管理士)徳島県生まれ、広島県育ち。 大学卒業後、中小企業の営業支援を行う会社に就職。「個人投資家の目線に立った不動産売買仲介事業をしたい」との想いを抱き2007年2月、株式会社アーバンフォースを設立。その後、賃貸・売買部門を独立させ、株式会社FGHを設立・ホールディングス化。年間1000件以上の仲介案件を手掛け、通算8000件以上の適正な流動化を実現し、不動産所有者、購入希望者双方のニーズを満たすサービスを提供し続けている。 保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士

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