マンションは管理を買え!
マンションを所有していると定期的に総会のお知らせが届くと思います。実際にお住いの方は総会に参加した事がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、投資用でマンションを持っている方は出席したことが無い方がほとんどだと思います。おそらく大半が委任状を提出されていることでしょう。
中には委任状すら提出されていない方ももいます。
総会では修繕積立金の改定議案、管理規約一部改定、マンション管理の収支状況報告など、マンションを運営する為に重要な内容が議案として取り上げられます。
修繕積立金の議案では自分の月々負担する費用も変わりますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
因みに総会に出席できなくても、自分の意見は議決権行使欄で話し合われる各議案に対して賛成・反対の意思を示す事が出来るようになっています。
投資用だから、自分には関係ないというスタンスではなく、内容を確認して議決権を行使し、適正にマンションが管理されているかどうか確認しましょう。資産価値を保つことにもなります。
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総会の種類
基本的にマンションの総会は通常総会と臨時総会の2種類です。
通常総会とは基本的に1年に一回開催される総会です。
一方、臨時総会とは通常総会以外の場合に臨時で話し合わなければいけない時に開催されます。
売却時影響を受けることも!
弊社では数多くのマンションの仲介を行っていますが、物件調査の際に管理組合に修繕積立金の借り入れが数千万円あり売却するのに時間がかかってしまう、一部の組合員の管理費修繕積立金の滞納金が多すぎて売却が難航する、という事が稀に有ります。
管理組合の借り入れ、滞納金額どちらも総会で議案として挙がる内容です。
マンションは管理を買え!とも言われるぐらいですので、投資用といえども資産価値にも影響しますので、通知が届いた際は目を通してみてはいかがでしょうか。
1部屋じゃなくマンション全体に目を向けて
管理を建物管理会社に丸投げで任せるのではなく、大事な資産を守るために年に1.2回の総会の時期は資料に目を通してマンション全体の運営状況を確認してみるのもいいのではないでしょうか。
総会がそういうきっかけだと思って前向きに取り組んでいただけたらと思います。
このコラムを書いている人
渡邉 幸也
1990年 秋田県鹿角市生まれ 東京都日野市育ち 2013年 株式会社FGH入社。不動産業界歴10年のノウハウを生かし収益不動産のプロフェッショナルとして、数多くの不動産を仲介する。 現在は、投資用不動産の売却・販売など幅広く担当している。 保有資格:宅地建物取引士
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