【2025年最新】大阪市のワンルームマンション売却事情|相場・売り時・注意点を徹底解説
【目次】

ビジネス観光の中心地 再開発が進む大阪市
大阪市全域のワンルームマンション市場は、エリアごとの特性を反映しながら、引き続き一定の需要が維持されています。
ビジネスや観光の集積地である北区・中央区・西区を中心に、安定した賃貸ニーズは存在しますが、一方で物件の供給も増えており、築年数や立地条件によっては競争が激しくなってきています。
近年では、新築・築浅物件を好む入居者ニーズの高まりや、利便性の高いエリアに人気が集中する傾向が強まりつつあり、築古物件や駅距離のある物件では、賃料の値下げなど空室リスクへの対応が求められるケースも増えています。
また、大阪・関西万博や都市再開発といったプラス要因もある一方で、金利や税制といった外的な環境要因も将来的な価格形成に影響を与える可能性があります。
大阪市のワンルームマンション相場動向
※本グラフは、国土交通省 不動産情報ライブラリよりFGHが作成したものです。(1R,1K成約価格中央値)
大阪市の中古ワンルームマンション価格は2014年に1700万円とピークをむかえています。
大阪市の中でも特に再開発が進んでいる中央区、北区などは好調です。
大阪市内のワンルームマンション賃料ランキング
大阪市のワンルームマンション賃料平均は 5.6万円でした。(2025年5月5日現在)
大阪市の区ごとのランキングは以下のとおりです。
第1位大阪市西区 7.7万円
第2位大阪市中央区 7.6万円
第3位大阪市浪速区 7.2万円
※本グラフは、Yahoo!不動産 大阪府の家賃相場よりFGHが作成したものです。(数値は2025年5月5日時点のもの)
2025年5月時点の大阪市内ワンルーム平均賃料ランキングでは、第1位は大阪市西区の7.7万円、次いで中央区が7.6万円、浪速区が7.2万円という結果に。
西区は堀江や靱公園周辺の人気が根強く、中央区はビジネス・商業の中心として安定。浪速区も再開発の影響で注目度が高まっています。
大阪市の人口動向と将来予測
※本グラフは、国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口・世帯数 日本の地域別将来推計人口 令和5(2023)年推計よりFGHが作成したものです。
大阪市の人口は既に減少が始まっており、2050年頃には250万人を割る予測です。
ワンルームマンション入居者のメインターゲットである生産年齢人口(15歳から65歳)は2025年をピークに急速に減少する見込みです。
大阪市の外国人割合
2024年12月末現在の住民基本台帳人口2,778,917に対し、外国人住民数は189,281と外国人割合は6.1%です。
大阪市の主要駅と乗降者数ランキング
順位 | 駅名 | 乗者数(人/日) | 主な路線・運営会社 |
---|---|---|---|
第1位 | 大阪駅 | 347,078 | JR西日本(東海道線・大阪環状線) |
第2位 | 大阪梅田駅 | 304,650 | 阪急電鉄(神戸線・宝塚線・京都線)、阪神電鉄 |
第3位 | なんば(難波)駅 | 264,948 | 南海電鉄、大阪メトロ(御堂筋線・千日前線・四つ橋線) |
第4位 | 天王寺駅 | 243,300 | JR西日本、大阪メトロ(御堂筋線・谷町線など) |
第5位 | 梅田駅 | 188,531 | 大阪メトロ(御堂筋線) |
第6位 | 京橋駅 | 180,465 | JR西日本(環状線・片町線など) |
第7位 | 鶴橋駅 | 150,986 | JR西日本(環状線)、大阪メトロ(千日前線) |
第8位 | 淀屋橋駅 | 138,416 | JR西日本(環状線・片町線など) |
第9位 | 新大阪駅 | 124,025 | JR西日本(東海道新幹線、在来線)、大阪メトロ |
第10位 | 本町駅 | 92,612 | 大阪メトロ(御堂筋線・四つ橋線・中央線) |
出典:大阪府統計年鑑
大阪市の乗者数ランキング上位10駅は、大阪の中心地である「大阪駅」や「梅田駅」を筆頭に、主要な交通ハブが占めています。
特に「大阪駅」は1日約34万人が利用しており、JR西日本の東海道線や大阪環状線が集結しています。
次いで「大阪梅田駅」や「梅田駅」も重要な駅で、阪急電鉄や大阪メトロが利用者をさばいています。
さらに、「なんば駅」や「天王寺駅」も高い利用者数を記録しており、大阪の主要観光地や商業施設へのアクセスが便利なため、多くの人々が利用しています。
これらの駅は大阪の経済と観光の中心地として、日々大きな役割を果たしています。
大阪府の主要施設・主要大学
大阪市の主要10施設
豊臣秀吉によって築かれた歴史的な名城で、現在は博物館としても機能しています。春には桜の名所としても知られています。
グリコの看板やネオンが象徴的な繁華街で、たこ焼きやお好み焼きなど大阪グルメを楽しめます。
ハリウッド映画の世界を体感できるテーマパークで、家族連れやカップルに人気です。
スーパーマリオやミニオンなど、さまざまなキャラクターとコラボレーションしています。
世界最大級の水族館で、ジンベエザメが泳ぐ巨大な水槽が見どころです。
日本一高い超高層ビルで、展望台「ハルカス300」からの眺望は圧巻です。
地上173メートルの空中回廊から大阪市街を一望できる絶景スポットです。
旧・大阪球場跡地に建てられたショッピングモールで、緑に囲まれた屋上庭園「パークスガーデン」や、ファッション・グルメ・映画館・クリニックなどが揃う大型複合施設です。
ファッションやグルメ、雑貨など多彩な店舗が並ぶショッピングストリートです。
プロ野球や音楽ライブなど多目的イベントが開催される屋内スタジアムです。
都会の中にある動物園で、家族連れに人気のスポットです。
大阪市中央区の主要大学と府外出身者数(推定)
順位 | 大学名 | 在学生数 | 府外出身者割合(推定) | 府外出身者数(推定) |
---|---|---|---|---|
第1位 | 大阪公立大学 阿倍野区 |
約16,000人 | 約40% | 約6,400人 |
第2位 | 大阪経済大学 東淀川区 |
約8,000人 | 約35% | 約2,800人 |
第3位 | 大阪工業大学 旭区 |
約7,000人 | 約30% | 約2,100人 |
第4位 | 大阪教育大学 旭区 |
約5,000人 | 約25% | 約1,250人 |
第5位 | 大阪芸術大学 住吉区 |
約4,000人 | 約20% | 約800人 |
注:府外出身者割合は、大学の公開情報や地域特性を基にした推定値です。
大阪市のハザードマップ
南海トラフ巨大地震が発生した場合、どこまで津波が押し寄せてくるかを示したハザードマップです。
■0.5m未満(1階床下浸水)■0.5m~3m未満(1階床上~軒下浸水)
■3m~5m未満(2階床上~3階軒下浸水)■5m~10m未満(3階床上~4階軒下浸水)
出典:水害ハザードマップ(大阪市)をもとに株式会社FGHが作成したものです。
大阪市内の約半分の地域で津波による浸水リスクがあります。
新しい埋め立てエリア以外の湾岸部は特に注意が必要です。
大阪市の再開発情報
大阪市内では、北区を中心に大規模な再開発プロジェクトが予定されています。
場所:北区 梅田・大阪駅北側エリア
概要:延床面積約45万㎡の複合開発。住宅、オフィス、商業施設、ホテル、大規模都市公園などを整備。
主な施設:「ザ・ノースレジデンス」(46階)、ヒルトン系ホテル、JR大阪駅地下新改札など。
完成予定:2027年~2028年
特徴:関西最大級の再開発で、梅田エリアの国際競争力を強化。
場所:北区 中之島5丁目
概要:高さ205m(57階)と197m(52階)の超高層住宅タワー2棟を建設。延床面積は約21万㎡。
完成予定:2030年~2031年
特徴:中之島西部の景観を刷新し、都心居住の新たな拠点を形成。
場所:此花区 夢洲(ゆめしま)
概要:2025年大阪・関西万博および統合型リゾート(IR)の整備。
主な施設:国際展示場、ホテル、カジノ、商業施設、交通インフラ(なにわ筋線延伸など)。
完成予定:万博は2025年、IRは2029年以降
特徴:大阪湾岸エリアの大規模開発で、国際観光都市としての地位向上を目指す。
場所:北区~浪速区(中之島~難波)
概要:新大阪~関西空港を結ぶ新線(なにわ筋線)の整備。新駅(中之島、西本町、南海新難波)を含む。
完成予定:2031年
特徴:関西国際空港へのアクセス向上と沿線エリアの再開発促進。
場所:北区 梅田1丁目
概要:旧大阪マルビル跡地に高さ192mの円筒形高層ビルを建設。
完成予定:2030年
特徴:梅田のランドマークとして、商業・オフィス機能を強化。
大阪市の人口10万人あたりの刑法犯検挙件数
大阪府の刑法犯検挙件は10,594件(2024年01月~12月計上件数)です。
人口10万人あたりの件数は381件です。
大阪市のワンルームマンション関連の条例
ワンルーム形式集合建築物の建築に伴う紛争の防止と良好な居住環境の確保を図ることを目的として「大阪市ワンルーム形式集合建築物に関する指導要綱」を定めています。
18㎡以上
2.3m以上
・全住戸数の10%以上の駐車場と、3%以上の自動二輪(バイク)置き場が必要
・ワンルーム形式住戸数1戸ごとに0.7台分以上の自転車置き場が必要
・自転車置き場の必要台数のうち5%は原付置き場とする
・ワンルーム形式住戸が30戸以上の場合は設置が必要
・30戸未満の場合は防犯カメラや遠隔監視システムでの管理も可
大阪市に似ている日本国内の主要エリア
① 名古屋市(愛知県)
特徴:製造業との結びつきが強く、産業都市色がより濃い。交通面では東海道新幹線や中部国際空港とのアクセスが強み。
共通点:地方中枢都市であり、政令指定都市。名駅(名古屋駅)エリアを中心に超高層再開発が進行中。
② 福岡市(福岡県)
特徴:アジアへの玄関口としての機能が強く、国際都市としての性格が色濃い。
共通点:地方の中枢都市で、観光・商業・スタートアップ支援が活発。都心部に空港が近く、アクセスが抜群。
③ 横浜市(神奈川県)
特徴:港湾都市としての歴史と景観が重視される点で、みなとみらいなど、大規模な再開発地区が存在。
共通点:商業・観光・ビジネスがバランスよく発展し、大阪のベイエリア(夢洲等)と類似。
大阪市のワンルームマンション売却成功事例(体験談・インタビュー)
H様(エステムコート香里園 ご売却)
「貴社所在地と不動産のエリアが違う為、不安は有りましたが貴社担当者様、関西のスタッフ様の迅速丁寧な対応で安心してお任せする事が出来ました。有難うございました。」
N様(プレミアムステージ新大阪駅前 ご売却)
「営業担当滝田さんの対応はいつも敏速で丁寧、回答もわかりやすかったです。大阪支店業務担当小松さんも丁寧に商談を進めてくださいました。気持ちよく売却することができました。ありがとうございました。」